クレジットカードって本当に便利ですよね。
- 国内外問わず、実店舗のショッピングや飲食で活躍
- ネットショッピングもクレジットカードさえあれば楽々決済
- 公共料金や携帯料金も自動引き落としでストレスフリー
- ポイントも貯まってお得
- 旅行保険の付帯やキャッシングなども…
とにかく一度使用すると生活が激変し、手放せなくなるものです。
そんな便利なクレジットカードを使いたい!と申し込みをしてみたものの、審査に落ちてしまった…という方も多いでしょう。
でも、諦めるのは早いかもしれません。一度審査に落ちたとしても、ポイントを押さえれば再申し込みでパスする可能性はあります。
ここでは、そんなクレジットカードの審査に一度落ちたけど再申し込みしたい方のために、クレジットカードの再申し込みを有利に運ぶことができる、クレカ審査に落ちる7つの理由をご紹介します。
もくじ
クレジットカードの審査に落ちる7つの理由
「ショッピングやキャッシングなどに活用するために、クレジットカードを入手したい!」と思いネットや書面で申し込みをしても、審査に落ちてしまうことってありますよね。
クレカの審査に落ちるのは理由があります。そして、どんなことで落ちるのかを知ることでその対処法がわかります。また、自分に合ったカードを選ぶことも重要になってきます。
そこで、以下に再申し込みに役立つクレカの審査に落ちる理由を7種類ご紹介させて頂きます。
クレカの再申し込みをする予定の方は、ぜひ読んでみてくださいね。
1.そもそもの申込書の不備
クレジットカードの申込書に不備があっては、通るものも通りません。 申込書を書いた後は必ずスミからスミまで間違いがないか確認しましょう。
記入内容の間違い
住所や電話番号の書き間違いから記入箇所の間違い、記入漏れ等々意外と多いので気をつけましょう。
それだけではなく、なんと字が汚くて住所も電話番号も読めずに連絡がとれなくて落ちるなんてこともあります。
できるだけ第三者にも読みやすい字で書くことを心がけましょう。
また、空白が多いのもあまりよくありません。書きたくないので書かないということもあるかと思いますが、空白があると逆にそこが注目されてしまい逆効果かもしれませんよ。
記入内容に虚偽がある
もし、あなたが「クレカの審査に通りやすくなるのでは?」という思いから、年収を水増しするなどの虚偽記載を申込書に記載した場合は、内容が虚偽であるということが理由でクレカの審査に通らなくなってしまいます。
審査側はプロなので職業等で年収もだいたい察しがつき、そこからあまりにもかけ離れているとおかしいと思われます。
カードを作ることが初めてでない場合、あなたのデータは信用情報機関にあります。借入金額等も把握されているので嘘は書かないようにしましょう。
「年収なんて適当に書いても、クレジットカード会社にはわからないであろう」なんて軽く考えず、虚偽記載は審査落ちのリスクを高めてしまう行為なので絶対に行わないようにしましょう。
年収を適当に書くのはあり?
実際には少しくらい年収を水増しして書いても、あまり気にしないケースも多いようです。ただ、職業の虚偽や、明らかな年収の嘘は確認電話がきたり、審査落ちの原因になることも…。
年収が少し多いからといって審査に大きく影響するわけではないので、正直に書くのがベターですね。リスクの方が大きいでしょう。
単純な記入ミスや虚偽記載による審査落ちを防ぐために、書き終えたあとには繰り返し確認をしましょう。
2.申し込み要件を満たしていない
カード会社にもよりますが、カードを発行可能な年齢というものがあります。基本的には18歳~65歳とされています。
65歳以上に関しては、例えば楽天カードやスーパーなどのお店が発行しているカード、つまり流通系や通信系のカードであれば比較的簡単に作れることが多いです。
年金受給者であれば国が収入を保証しているようなものですし、なんといっても自分のお店で買い物をしてほしいですからね。
実際に80歳近くてもこういった種類であればカードを作ることができたケースもあります。
また、クレジットカードによっては「学生限定」「39歳以下限定」といった制限があるものもあります。
当たり前のことではありますが、申し込む前に自分に条件が合っているか確認しましょう。
3.自分の属性が審査基準を満たしていない
クレジットカードは信用情報以外にも、年齢や性別、家族構成から、職業や就業形態、勤続年数、年収、居住年数、住居形態、固定電話の有無など、その人の属性を点数化して総合点を出し、それを基に発行可否審査をしています。
職業面での問題
よく言われることですが、やはり公務員や有名企業にお勤めの方は高得点です。パート・アルバイトの方は正社員の方に比べると点数は低いです。
自営業やフリーランス、会社役員の方は営業年数が審査で重要視される傾向があります。
ショッピング枠やキャッシング枠が最初は少なめに設定されるということはありますが、「この職種はクレジットカードを発行できない」ということはありません。
学生や主婦、年金受給者、家賃収入や資産がある方など、無職でも審査に通るパターンもあります。
勤続年数に関しては、もちろん長い方が安定収入があると思われますし、まじめに継続的に働く人はきちんと返済もするだろうとみなされるので良しとされます。
収入も高いにこしたことはないのですが、その収入が継続的にありそうな職業かということも判断材料となります。
住居に関する問題
クレジットカードの審査では、居住年数や賃貸物件に住んでいるのか等も重要視されます。
住居形態は持ち家の人が一番有利です。持ち家の人は連絡が取れなくなる可能性が低いと判断されるからです。
カード会社にしてみれば連絡が取れなくなるのは非常に困ります。なので賃貸だと持ち家に比べて気軽に引っ越しができるため連絡が取れなくなるリスクがあるとみなされます。
居住年数も同様の理由で重要視されます。居住年数が短い=頻繁に引っ越しをする人とみなされます。
公営住宅は家賃が安いので生活に困っていると思われ、点数が低くなる可能性があります。
これらの属性でできるだけ審査に通りやすくするには、パート・アルバイト・フリーランスの方などはキャッシング枠をつけずに申し込むことは非常に有効です。
また、フリーランスになるとなかなかカードを作ることは難しくなってくるので、これからフリーランスになる予定の人は会社勤めのうちに何枚か作っておいてしまうのも良いと言われていますね。
4.信用情報に傷が付いている
属性がいくらよくてもいわゆるブラックリスト入りしていればほぼ通りません。
だいたいブラックリスト入りしてから5年~10年はCICなどの個人信用情報機関に事故情報が残っています。
では、どのような状況があるとブラックリスト入りするのかをみていきましょう。
返済遅延がある
2~3か月以上の返済遅延があると事故情報として登録される可能性があります。
また、スマホや携帯電話などを購入するとき分割払いとして毎月の料金に含まれていることってありますよね。
あれは携帯電話の会社が立て替えて払ってくれているつまりローン扱いなので、スマホや携帯電話の支払いが遅れると信用情報に傷がつくのです。
これで知らないうちにブラックリスト入りしている人はかなりいます。たとえ機種代の分が毎月お値引きされていたとして実質0円だったとしてもあてはまるので注意が必要です。返済遅延のブラック期間は最低でも約5年と言われています。
自己破産の経験がある
自己破産や個人再生、任意整理などの債務処理を行った場合、自己破産や個人再生だと10年以内、任意整理だと約5年間は信用情報機関に事故情報が載ります。
これが時が経ちその事故情報が消えたとき、これまでのクレジットヒストリー、いわゆるクレヒスが消えます(これをホワイトと呼びます)。
ホワイトの状態である程度の年齢になっていると、「この人は金融事故を起こしたのではないか?」と推測されるわけです。
ホワイトの状態でもクレジットカードは作れますが、事故を起こした会社では社内ブラックに入り作ることはできないので他のカード会社を選びましょう。
最初は流通系など、比較的審査に通りやすいカードから挑戦してクレヒスを再び作っていくのがよいでしょう。また、スマホや携帯電話などの機種変更をしてクレヒスを作るという手もあります。
コツコツ信用を積み重ねていく、というイメージが大切です。
5.申し込みブラックの状態
申し込みブラックとは、短い期間の間に何枚もクレジットカードやカードローンの申し込みをしている人がある程度の期間、カードが作れなくなることをいいます。
理由は、ある時期にたくさんカードを申し込む=お金に困っている=返済できないかも・・・と見なされるためです。
少なくとも1~3カ月はあけて申し込むようにしましょう。すでに申し込みブラックになっていそうな場合は半年ほどあけてから申し込むようにしてみてください。
そうすれば申し込みブラック状態になることを避けられるので、クレジットカードの審査に通る確率も高くなります。
6.借り入れ金額が大きい
消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠などから年収の3分の1以上の借り入れがあると、総量規制でひっかかり審査に通ることが難しくなってきます。
また他社からの借り入れ件数も重要で、借り入れが3~5社以上あると審査は厳しくなると言われています。
住宅ローンや車のローンはクレジットカードの審査には影響しませんが、車のローンで信販会社が入るものは影響します。
件数の問題に関しては、おまとめローンなどで回避できる場合もあります。借入金額であぶない人はキャッシング枠をつけずに申し込んでみるのも一つのクレジットカードの審査攻略方法ですね。
7.その他の考えられる理由
その他にも「え?そんなことで落ちるの?」というようなことがあります。
カードをたくさん持っている
一般的に、クレジットカードを既に複数枚所有している人も審査が通りにくいと考えられます。
理由は2つあります。まずは、たくさん持っていると返せなくなる可能性があるからということ。
そして、カードを持っているだけで使ってくれる可能性が低いと判断されかねないからです。
カード会社からすれば、クレジットカードが利用されたときに加盟店から支払われる手数料も収入源の一つだからです。
リボ払いを利用している
リボ払いを利用していることそのものは、クレジットカードの審査に影響はありません。
ただし、リボ払いの残債が多いと「この人は返済できないのではないか」と判断されかねません。
なかなか審査に通らないという人は、
- 不要なクレジットカードを解約する
- 可能であれば少しリボ払い残高を減らしてみる
というのも手かもしれません。
このようにクレジットカードの審査にはある程度ルールがあり、システム化されています。変えようのないものは仕方がありませんが、対策をたてることで受かるということも大いにあります。
クレジットカードの再申し込みをする前に、上記の7つのクレジットカードの審査に落ちる理由と解決方法をセルフチェックしてみましょう。
クレジットカードの再申し込みのポイント
一度クレジットカードの発行審査に落ちると、「また落ちるのではないか…」と不安になりますよね。なるべく審査に通りやすい状態をつくれるよう、再申し込みのポイントを見ていきましょう。
同じクレジットカードを再申し込みはできるの?
あなたが希望するのであれば、一度審査に落ちたクレジットカードであっても再申し込みすることは可能です。
ただし、クレジットカードの申し込みをした記録は半年間、信用情報機関に残ります。なので半年間は同じカードに申し込んでも難しいでしょう。
半年以上経って状況が変わっていれば(仕事を始めた、勤続年数が経過した、返済が終わったetc)、再度申し込んでみる価値はあります。
そもそもハードルが高いカードに申し込んでいる場合は属性を上げていかないことには何度申し込んでも厳しいかもしれません。
審査に通りたいなら他社のカードを申し込もう!
「どうしてもこのカードがほしい!」というのでなければ、まずは落ちていない他社のカードに申し込んできちんと返済して良いクレヒスを積み立てるのもオススメです。
クレヒスには個人信用情報機関に記録されているものと、そのカード会社特有の通称「社内クレヒス」があります。前者は個人も閲覧できますが、後者はその会社内でのみ共有される情報です。
社内クレヒスが悪い場合は、信用情報や属性が良くても審査に通らない可能性もあります。
再申し込みの際に気をつけるべき3つのポイント
なるべく審査をパスしたい!そんな気持ちでクレジットカードを再申し込みする際は、下記の3つのポイントに気を付けましょう。
①多重申し込みをしない
クレジットカードを一度に何枚も申し込みすると「申し込みブラック」状態になり、審査にパスしづらくなってしまいます。
カードの申し込みをするときには、必ず単体で申し込みましょう。
複数のカードを入手したいのであれば、一枚目のクレジットカードの審査をパスし、カードを入手してから数か月インターバルを開けたのち、申し込みをするのがおすすめです。
②キャッシング枠を0円で申し込む
クレジットカードの審査はキャッシング枠をなくすだけでもハードルが下がります。審査になかなか通らない人は是非試してみてください。
やっぱりキャッシング枠は必要!という方は、枠を10万円など、できるだけ少額に設定しましょう。
③信用情報機関に情報開示をする
身に覚えがないのに落ちている人、過去に支払いの遅延などがあり自分はブラックなのか気になる人は一度信用情報機関に情報を開示してみてはいかがでしょうか?
クレジットカードの信用情報はCICが情報を保管しています。1,000円でインターネットからでもできるのでCICのホームページより情報開示してみてください。
審査に通らない…という方にオススメのカード
一般的に審査が一番通りやすいと言われているのは消費者金融系のカードです。その次が流通系、信販系と続きます。
数あるクレジットカードの審査難易度はクレマイが独自にスコアリングして下記にまとめてあります。(口コミやアンケートから算出)
審査通過の見込みがある職業と年収の目安なども書いてあります。実際の審査難易度とは異なる場合もありますが、参考になれば幸いです。
ライフカードCh(年会費有料)
公式ページ各所に「審査が甘い」という記述があり審査難易度の低さはライフカード公認。
ブラックリスト入りしている人でも通る可能性大。他のクレジットカードの審査に落ち続けている人の「最後の希望」とも言える類稀なるカードです。
年会費こそ5,000円かかりますが、クレジットカードとしての特典やサービスも充実していますよ。
- ETCカードを発行可能
- MasterCardブランドで使い勝手が良くポイントも貯まる
- 弁護士無料サービスや海外旅行保険などプラスαの特典も付帯

ACマスターカード
独自の審査基準(カードローンの審査に近しい)を設けているため、ライフカードCh同様ブラックでも発行できる可能性が。
「他のクレジットカードはことごとく審査落ちしたけど、ACマスターカードだけは通った」という評判も少なくありません。
ただし、支払いはリボ払いのみ、ポイント還元なし、などクレジットカードとしてはデメリットが多いのもまた事実。
ライフカードCh | ACマスターカード | |
---|---|---|
年会費 | 5,000円 | 無料 |
キャッシング枠 | なし | あり |
ETCカード | 年会費無料 | なし |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 | なし |
- 年会費無料がいい人
- キャッシングを利用したい人
はACマスターカードを発行してみても良いと思います。

アメリカンエキスプレスカード
年会費 | 通常 | 12,960円 |
---|---|---|
初年度 | ||
審査難易度 | B(審査難易度「B」について ) | |
還元率 | 0.33%~0.50% | |
公式サイト | https://www.americanexpress.com |
え?アメックスってハイステータスカードじゃないの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
たしかにアメックスは格式ある国際ブランドですが、審査が通らない…という人におすすめできる理由があります。
それは「アメックスは独自の審査基準を設けている」という理由です。
※限度額は収入額と信用によって都度変わります。
フリーランスの方や法人代表者の方は、一度申し込みを試してみるのもおすすめです。
デビットカードを作るという手もある
クレジットカードではありませんが、審査が通らない…という人にはデビットカードもおすすめです。
JCBやVISAなどのマークがあるデビットカードならクレジットカードのシステムを利用するので、クレジットカードが使えるお店ならどこでも使用できて便利です。
大半のネット通販でも利用可能です。(稀に「デビットカードはうちでは使えません」と使用を制限しているお店もあります)
デビットカードは審査がないので、まだ社会的信用の少ない学生や退職後のお年寄りの方、もちろん、一度クレカ審査に落ちた方でも申し込みをして入手可能です。
プリペイドカードも!
プリペイドカードも審査がなく、国際ブランド付きならある程度クレジットカードのように利用できます。
最近はアプリで簡単に発行&チャージしてネット上でカード払いできるプリペイドカードもあるので、持っておいても便利ですよ!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「クレジットカードの審査に落ちる7つの理由と再申し込みのコツ」、そして審査に通らない…という方におすすめのカードをご紹介しました。
余談ですが、カードの入会キャンペーン等を積極的にやっているときは狙い目です。
カード会社が入会者数を増やしたくて必死になっているときなので、そのときに申し込めば受かりやすくなり、少し難しめのカードにも手が届くことがあります。
これらを踏まえて、ご自分に合ったベストでお得なカードを選んでくださいね!