Suicaってオートチャージできるって知ってましたか?
いちいち券売機でチャージしなくても、Suicaを改札でタッチする時に自動でチャージができるんです。
電車通勤をする人なら、急いでいるのにチャージ残高が足りなくて、改札に引っかかって嫌な思いをしたことってありますよね。
一度Suicaのオートチャージの環境を作ってしまえば、そんな面倒はなくなりますよ!
Suicaでオートチャージする方法は大きく分けて三つ。
- Suica機能付きのビューカードを利用する
- 使いたいSuicaをビューカードと連携させる
- モバイルSuicaやApple Payをビューカードで登録する
いずれの場合もビューカードというJR東日本が発行しているクレジットカードが必要です。
ポイントの付与率などには大差はないので、どの方法でオートチャージ機能を手に入れるかは好みで選んでいいと思います。
この記事ではSuica機能付きビューカードのオートチャージを利用するメリット、ビューカードの中でもどのカードがオススメなのかを中心に書いていきたいと思います。
▼SuicaとPASMOの比較はこちら
もくじ
オートチャージ機能付きのsuicaを利用する3つのメリット
Suicaをオートチャージするメリットは大きく分けて以下の3つがあります。
- 改札にひっかからない
- Suicaとクレジットカード、定期券を一枚にまとめられる
- ポイントがかなり貯まる
1.改札にひっかからない
先ほども述べましたが、改札で引っかかることがなくなり、時間や心の余裕が持てる、というのが最大のメリットですね。
オートチャージの設定
オートチャージの設定はVIEW ALTTEというJRの駅構内にあるATMで行うことができ
- 入金を行うかどうか判定する金額
- 自動的に入金(チャージ)される金額
の2点を設定できます。
例えば残額が2000円以下になったら3000円チャージする、など1000円単位で設定が可能です。
その他にもSuicaの残額払い戻しやクレジットカードとSuicaのリンクの設定もできたりします。大体のJRの駅の構内に設置されているので、手軽に利用することができそうですね。
2.一枚のカードにまとめられる
持ち運ぶべきカードが一枚に減る、というのはかなり嬉しいポイントですね。
クレジットカード機能がついている上にSuicaの機能や定期券で電車に乗ることもできますし、コンビニなんかのちょっとした買い物でも溜まったポイントで支払いなんかもできてしまいます。
普段の通勤や通学時、持ち運ぶべきものはこのカード一枚だけで十分ですよね。
今まで現金で行っていた支払いをビューカードに変えることで、家計簿や経費の管理もラクにできます。
一枚に集約されている分、使用機会が他のクレジットカードより増えると思います。
クレジットカードを改札やコンビニで出し入れすることに不安を感じる方も多いでしょう。
しかし、紛失盗難保険がついているので万が一失くしてしまった時でも安心です。
定期券の部分、suicaのチャージ残額までも保証してもらえます。
3.ポイントがめちゃめちゃたまる!
三つ目のメリットが最強です。
それは、なんとオートチャージの際にポイントがたまっていくのです!
しかもそのポイントの溜まり方がなかなか凄まじいです。
Viewsuicaカードでオートチャージや定期券の購入、切符の購入をするとポイントが3倍になります。
ビューカードの基本的なポイント付与率
基本的なポイントの付与率はどのビューカードでも共通です。
通常の買い物でも0.5%のポイント還元があり、Suicaのオートチャージや定期券購入、切符購入ではポイントが3倍(1.5%)たまります。
月2回5000円ずつチャージする人がいるとします。
1回のチャージに改札に引っかかったりなどの時間を考え5分かかるとします。
すると年間2時間も損しているうえに720ポイント(1800円相当)分も貯められていないことになるのです。恐ろしいですね。
2.
また年間10万円分の定期券を購入している人は1500円分のポイントが貯められてしまいます。
定期代が会社から支給されているとすると、会社に秘密で1500円をタダで貰えるってお得なきがしちゃいますね!
viewカードの利用でJRE POINTが貯まるようになりさらに便利に!
VIEWカードの利用により貯まるポイントは従来、ビューサンクスポイントでした。
しかし、2018年6月28日にビューサンクスポイントはJR東日本グループ共通ポイント「JRE POINT」へ変わりました。
JRE POINTとはSuicaの利用などで貯めることができるポイントで、貯めたポイントはSuicaへのチャージや乗車券に交換することができます。
Suica利用でJRE POINTが貯まるのは加盟店での利用のみ!
Suicaで貯められるJRE POINTは現金でのチャージや、電車に乗る際のICの利用ではたまりません。
駅の売店や自販機、駅ビル内の黄色の加盟店標識があるお店で、「Suica決済」税込み100円または200円につきJREPOINTを1ポイントためることができます。
「Suica決済」によりJREPOINTがたまるお店はこちらに載っています。
街中だとイトーヨーカドーや紀伊国屋書店でもたまるのでここでお買い物をする人はSuicaで決済するとお得ですよ。
カードを選ぶ基準は3点、あなたが求めているコンテンツはなに?
さてビューカードについて基本的なところがわかったあとは約18種類あるビューカードの中から自分にピッタリのカードを探すだけです。
以下の3点を判断基準にするのがよいでしょう。
- 定期券機能
- 自分の生活スタイルでどれだけポイントが貯められるか、サービスを受けれるか
- 年会費が無料か、有料の場合どのくらい使えばお得になるのか
①定期券機能
オートチャージできるクレジットカードは、“suicaの機能だけのもの”、とプラスで“定期券の機能がつけられるもの”、の2種類に分けることができます。
定期券がついているカードは、つまり
suica+定期券+クレジットカード 三位一体型のカード
になるということです。
持ち運ぶべきカードが1枚にまとめられるというのがかなり便利ですね。
②自分の生活スタイルでどれだけポイントが貯められるか、サービスを受けられるか
やはり、自分が一番使うシチュエーションにあったカードがポイントもたまりやすく、サービスも有効に使えるでしょう。
例えばルミネカードやビックカメラSuicaカードのように普段買い物する場所との提携カードでポイントを量産、割引で購入することができます。
また、大人の休日倶楽部ミドルカードのように電車や宿が安くなるなどで旅行でおトクするカードや
フィットネスクラブと提携しているジェクサービュー・スイカカードやショッピングモールと提携しているエスパルカードのように駅ビル・地域密着のカードなんかもあります。
以上のようにVIEWカードは様々な会社と提携しているので、自分が普段よく使う店舗などと照らし合わせてカードを選んでみるのがいいと思います。
③年会費が無料か、有料のカードは敬遠すべきなのか?
VIEWカードには年会費が無料のものと有料のものがありますが、どちらの方が良いのでしょう。
年会費はなるべく払いたくない人も多いはずです。
たかが数百円だとしてもポイント還元率だけで元を取ろうとしたら大変なものですよね・・・。
ただビューカードでは年会費の元を取るのは案外簡単なんです。それでは見ていきましょう。
年会費が無料のカード
年会費が無料のカードも少ないですが何枚かあります。
お試しで作ってみるのもよいでしょう。
イオンSuicaカード
Suicaとイオンカードが一体になり、デポジット無料でSuicaが使える一枚。JR東日本の窓口でも楽々。
入会で最大6,000ポイント公式サイト:http://www.aeon.co.jp/creditcard
年会費が有料のカード
年会費がかかる、ということに抵抗が大きい人もいるのではないでしょうか。
しかし、カード会社もただ年会費でお金をとろうというわけではなく、それに値するサービスを提供しているから、年会費がかかるという考えかたが重要だと思います。
実際、年会費が有料な分受けられるサービスが多い、ポイントの還元率が高い、という特徴がみられます。
そのためカードの利用頻度が多めのひとは、年会費分の元をとるのはそう難しいことではありません。
紙での明細をインターネット上での明細に切り替えVIEW’s NETというサービスに登録するだけで600円分のポイントがもらえます。
カードにもよりますが、これだけで年会費の元をとることさえできます。その上、スマホやパソコンなどで支出を確認、管理できるため、一石二鳥といえるのではないでしょうか。
年会費分の元をとるのは意外と簡単で、自分の利用頻度や工夫の仕方次第で年会費以上の利益を得ることができる、ということを認識した上でカードを選ぶのがよいでしょう。
Suicaオートチャージ機能付きクレジットカードオススメ3選
定期券付きビューカードの定番”ビュー・スイカカード”
オートチャージ機能付きのクレジットカードのなかで最もベーシックなものです。
suica+定期券+クレジットカード の三つの機能が一つのカードにまとめられています。
年会費が477円ですがWeb明細を使うことで年会費以上のポイント(600円相当)が獲得できるということで、気軽に使用をすることができます。
ただ他のカードと違い、店舗との連携カードではありません。
なので、得によく使う店がない、Suicaとしての機能をよく使い定期券の機能も欲しい、という人にはおすすめできる1枚です。
ルミネでの買い物が最大10%off!化粧品や本までも割引で買える、ルミネカード
年会費 | 通常 | 1,029円 |
---|---|---|
初年度 | ||
審査難易度 | E(審査難易度「E」について ) | |
還元率 | 0.50%~1.84% | |
公式サイト | https://www.jreast.co.jp/card/ |
ビュースイカカードの機能(suica+定期券+クレジットカード)が全て含まれ、ルミネでの買い物に特化したカード。
ルミネでの割引がすごい!
なんといっても、ルミネでの食事や買い物がカード払いで基本5%offなのが魅力的です。
服、靴などが常に割引で購入できるのは女性には嬉しいカードですね。
ふつうは定価でしか購入できない本や化粧品も5%offで買えるので、amazonで買うよりもお得に購入できたりなんかします。
年に4回10%offの期間があります。これだけでも十分トクするので、この期間を目当てにカードを作ってもよいのではないでしょうか。
バーゲンの日でもきちんと割引が適用されるというの嬉しい点ですね。
また貯めたポイントはSuicaもしくはルミネ商品券に交換することができます。
年会費(953円)の元をとるのは意外とラク!
年会費が953円かかってしまいますが
- Web明細VIEW’s NETの利用で600円分のポイントget
- 10%offの日の買い物で10000円購入すると1000円お得
- 年間の利用額に応じてルミネの商品券がもらえる。
年間のご利用金額 | ルミネ商品券 |
---|---|
20万円~50万円 | 1,000円分 |
50万円~70万円 | 2,000円分 |
70万円~100万円 | 3,000円分 |
100万円~ | 5,000円分 |
などの方法で年会費の元をとるのは案外ラクです。
このようにルミネでよく買い物をする人やカードの使用額が多い人はかなりお得するので是非オススメしたい一枚です。
ポイント還元率最大11.5%!最強のポイント量産力、ビックカメラSuicaカード
ポイントの二重どりでお得!
このカードはビューサンクスポイント(還元率0.5%)とビックカメラポイント(還元率0.5%)の2種類が同時にためられます。
つまり通常のショッピングや公共料金の支払いの際には実質の還元率が1.0%あるということです。
これはかなりの高還元率ですね。
ビックカメラでの還元率がおトクすぎる
そしてカードの名称の通り、ビックカメラでの買い物で非常にお得にポイントが貯められるカードです。
ビックカメラでの買い物が基本10%ビックポイントが付与され、さらにチャージしたSuicaで支払うと基本11.5%相当のポイントがもらえます。
Suicaをチャージした際に1.5%のビューサンクスポイントがもらえ、それを使い支払うと10%のビックポイントがもらえる
ポイントの二重どりができるため、11.5%という驚異のポイント還元率を実現できます。
-
年会費は初年度無料で、2年目以降は年会費が477円かかるのですが、一度でも利用があれば無料になるので、年会費実質無料です。
実質年会費無料でここまでのポイント還元率の高さは最高峰といえるでしょう。
実質1%相当のポイント還元(ビックポイント0.5%+ビューサンクスポイント0.5%)だから普段のご利用でもおトク!
また溜まったビックカメラのポイントはSuica(電子マネー)に交換でき、
ビューサンクスポイントはビックポイントに交換することができます。
定期券の機能がなくても大丈夫という人はビックカメラSuicaカードの1択と言ってよいでしょう。
イオンでの利用でお得、イオンSuicaカード
日本での発行枚数が楽天カードに次ぐ第2位のイオンカード。
そんな人気で便利なイオンカードにSuica機能がついたものが、イオンSuicaカードです。
通常の還元率は0.5%と高くありませんが、イオングループの対象店舗での利用では2倍のときめきポイントが貯まり還元率が1.0%となります。
また貯めたときめきポイントはSuica(電子マネー)に交換できるためポイントの使い道に困ることもないでしょう。
そのほかにも
- 毎月20日30日に「お客さま感謝デー」を開催しており、イオンSuicaカードを持っていると5%お得に
- 毎月15日の「G.G感謝デー」では55歳以上は対象商品が5%OFFになる
- イオンシネマにてクレジットカード払いすると通常料金より300円割引
と言うようにイオンでの利用が大変お得になるカードです。
定期券機能はついていないが、、、
イオンSuicaカードには先ほど紹介した3種類のビューカードと異なり、定期券機能がありませんが、モバイルSuica登録を行うとケータイが定期券になります。
定期券には有効期限があるため、切れてしまうと使えないことがありました。
そんな時でも有効期限1週間前になるとメールでお知らせしてくれるために安心です。
通勤通学で電車を利用している人にも利便性の高いクレジットカードと言えるでしょう。
さらにおサイフケータイ機能付きの携帯ではケータイクレジット「イオンiD」の機能を追加することが可能です。
iDは後払い式の電子マネーなので事前のチャージも不要、スマートにレジにて支払できるのが良いところです。
他のクレジットカードでポイントをゲットする裏技
実は、他社クレジットカードでもSuicaへのチャージなどでポイントをためられる方法があります!
その方法をいくつかご紹介します。
定期券購入時にSuicaチャージを行う
基本的にはSuicaのカードタイプへのクレジットカードによるチャージはビューカード以外はできないのですが、なんと他社クレジットカードでもチャージできる方法があります。
Suicaの定期券購入時には他社クレジットカードも利用でき同時に10,000円までチャージもできるので、チャージ時にクレジットカードのポイントが貯められます。
ですのでビューカードを作るほどでもないという人で定期券を購入する人は、その時にまとめてSuicaのチャージをするのがおすすめです。
モバイルSuicaやApple Payならクレジットカードチャージも可能
モバイルSuicaやApple Payではビューカード以外のクレジットカードを登録できるため、Suicaチャージでポイントが貯められます。
ただし、モバイルSuicaは年会費が税込み1,030円かかるので、たとえば1%還元の他社クレジットカードなら年間103,000円以上はチャージする人でないとモバイルSuicaのコストのほうが上回ってしまいます。
ちなみに、ビューカードを登録した場合は当面は年会費無料です。
iPhoneの人は年会費などがかからないApple Payを使うのがおすすめです。
多機能券売機やみどりの窓口ではクレジットカード購入が可能!
多機能券売機やみどりの窓口ではクレジットカードで切符を購入できるため、ポイントがためられます。
Suicaの使用にかぎらず新幹線の切符を購入する際も他社クレジットカードが使用できるので、現金で購入せずにお持ちのクレジットカードで購入してみてはいかがでしょうか?
高額なのでポイントがけっこう付くはずですよ!
まとめ
いかがでしたか?
今回は「Suicaにオートチャージができるクレカ」を紹介しました。
これで改札に引っかかるなんて悩みとおさらばでき、さらにポイントを貯められたりサービスをうけられるカードがわかりましたね。
オートチャージ付きのクレジットカードを手に入れて生活が豊かになることを願っております!