キャッシュレス。すなわち、現金を使わない決済手段。
「難しそう」「面倒くさそう」「種類が多くて分からない」と思う方も多いでしょう。
それもそのはず、日本はキャッシュレスの決済手段の種類自体は世界有数と言われています。
でも実は、ちょっとしたポイントを押さえれば明日からでもスタートできますよ!
今回は初めてキャッシュレス生活に興味を持った人でも始められるよう、以下の情報をまとめました。
- キャッシュレス生活を実現する5つのやり方
- 初めてのキャッシュレス生活にもおすすめのクレジットカード5選
- キャッシュレス生活のメリット・デメリット
これを読んだ方が、スマート&スピーディ、そして“お得”な充実のキャッシュレスライフをおくれることを祈っています。
キャッシュレス生活を実現する5つのやり方
「よし、オトクだしスマートだし便利そうだ!キャッシュレスデビューしてみよう!」と思っても、何をどう始めればいいんだろう…という人は少なくないはず。
でも、下記の5つのやり方があるということを覚えれば、キャッシュレス生活の実現はそれほど難しくはありません。
- クレジットカード
- 電子マネー
- プリペイドカード
- デビットカード
- QRコード決済
むしろ慣れていけば「この店ではこの電子マネーが一番お得で…」とアレンジできる奥深さもあり、それもキャッシュレス生活の面白さのひとつです!
まずは入門編として、キャッシュレス生活を実現する5つのやり方をご紹介します。
1.クレジットカード
キャッシュレス生活においてとても大切なのが「守備範囲の広さ」。電子マネーだけチャージしても、使える店舗が少なければ結局は相応の現金を持つことになってしまいます。
豊富なキャッシュレス手段の中でも、やはりずば抜けて利用可能店舗が多いのはクレジットカード(正確にはVISAやMasterCard、JCBといった国際ブランドで異なる)。
コンビニやスーパーでの普段使いは電子マネー、対応していなければクレジットカードで!となればキャッシュレス生活の盤石な体制ができあがります。
具体的な券種は次項の「初めてのキャッシュレス生活におすすめのクレジットカード5選」でもご紹介しますが、くわしくは下記の記事をご覧ください。(キャッシュレスに焦点を充てておすすめのクレジットカードを選出しています。)
2.電子マネー
普段から電車に乗る人であれば、「Suica」や「PASMO」などの交通系電子マネーは生活にすっかり馴染んでいることでしょう。
あるいは、イオンによく行く人であればWAONも使いこなしているかもしれません。
キャッシュレス生活を始める際に電子マネーを選ぶポイントとしては、以下の3つ。
- 汎用性の高さ(利用可能店舗の多さ)
- 所有する媒体(カード、おサイフケータイ他)
- クレジットカードとの相性(還元率など)
汎用性の高い代表的な電子マネーの所有方法は下記のとおりです。
電子マネー名 | 電子マネーの所有方法 | ||||
---|---|---|---|---|---|
クレジットカード一体型 | カード独立型 またはポイントカード一体型 | Android | iPhone | その他 | |
Suica | ○ ビュー・スイカカードなど | ○ | ○ | ○ | – |
nanaco | ○ セブンカード・プラスなど | ○ | ○ | – | – |
楽天Edy | ○ 楽天カードなど | ○ | ○ | △ | – |
WAON | ○ イオンカードセレクトなど | ○ | ○ | – | – |
QUICPay(★) | ○ JCBカードなど | ○ | ○ | ○ | ○ キーホルダー型など |
iD(★) | ○ dカードなど | ○ | ○ | ○ | – |
QUICPayとiDは事前チャージして使う電子マネーではなく、「ポストペイ型(後払い方式)」の電子マネーです。(iDは一部プリペイド型もあります)基本的にクレジットカードと連携して利用する形になります。
また、カード独立型/クレジットカード独立型はクレジットカードによって異なります。
QUICPayは、iPhone7以降の公式アプリ「Wallet(Apple Pay)」にクレジットカードを登録することで利用可能です。
ページの都合上、ここでは各電子マネーについての細かな紹介は省略します。詳しくは下記記事をご覧ください。
3.プリペイドカード
クレジットカードは後払いですが、プリペイドカードはSuicaなどの電子マネーと同様に「前払い(事前チャージ)」です。
VISAやMasterCardなどの国際ブランドがついたプリペイドカードであれば、それぞれの加盟店でクレジットカードと同じように利用できます。(ネットショッピングや月額払いなど使えない場合もあります)
クレジットカードのように発行審査は原則ないので、「クレカは審査が通らないけどキャッシュレス生活を始めたい!」という人にもオススメです。
おすすめのプリペイドカードは下記記事にまとめてあります。
4.デビットカード
デビットカードは基本的にはVISAやMasterCardなど、それぞれの加盟店でクレジットカードのように利用できます。
銀行口座と紐づいているため、カード決済をすると即座に預金から消化されていきます。
決済タイミングで言えばちょうどクレジットカード(後払い)とプリペイドカード(前払い)の中間と言えますね。
たとえば楽天デビットカードのような「ネットバンクキャッシュカード+デビットカード」を兼ね備えたものは、一枚持っておくと非常に便利ですよ!
クレジットカードを持てない人にもオススメ
使える金額は預金残高の範囲内なので、「クレカは使いすぎてしまうのが心配」という人にも良い仕組みです。
プリペイドカードと同様に発行審査がないので、クレジットカードの審査に通らない人にもオススメです。
5.QRコード決済アプリ
iPhoneやAndroidのスマホを持っていれば、QRコード決済アプリもオススメの方法です。
2018年末の「100億円あげちゃうキャンペーン」に始まり、何かとお騒がせのPayPayも記憶に新しいですよね。
QRコード決済アプリの分野は多くの企業が覇権を争っているため、まさに玉石混合。しかしキャッシュレス入門なら、以下のものから選ぶのがおすすめです。
クレジットカード | ポイント還元 | |
---|---|---|
楽天ペイ | 必須 | 0.5% |
PayPay | なくても利用可 | 0.5% |
LINE Pay | なくても利用可 | 0.5〜2.0% |
Origami Pay | なくても利用可 | 2.0%OFF or 50円引き |
- 楽天ペイ
- 利用にはクレジットカード(楽天カード以外はVISAかMasterCard)、またはVISAのデビットカードが必要。楽天ペイ決済0.5%+カードのポイントを二重取りできるので、たとえば楽天カードなら実質1.5%貯まる。ポイントもそのまま支払いに使えるので非常に便利。
- PayPay
- 銀行口座からチャージすればクレジットカードなしでも使えるが、カードがなければポイント二重取りができない。クレジットカードチャージできるヤフーカードがあればPayPay残高を自在に使えて便利。
- LINE Pay
- 月の決済額によって4段階のランク分けがされ、ランクによって還元率が0.5%~2.0%まで異なる。さらに2019年7月31日までは「コード支払い促進キャンペーン」として、ランクごとの0.5%~2.0%の還元率に加えて+3%還元される。
- Origami Pay
- 銀行口座かクレジットカードを登録して使えるQRコード決済アプリ。ポイント還元はないが、加盟店によって2%OFFか50円割引されるのが特徴。ほかにも期間限定でさまざまなクーポンも。
初めてのキャッシュレス生活におすすめのクレジットカード5選
キャッシュレス生活を始めるにあたって、おすすめできるクレジットカードの条件は以下の二点です。
- 電子マネーとの連携が良い
- ポイント還元率が高く日々の支払いがオトク
これらの条件を満たしたクレジットカードを5枚ピックアップしてみました。
(2019年のキャッシュレス動向をしっかりと見据えて考えたい人は)
1.楽天カード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 1.00~3.00% |
- 年会費無料の高還元率カードがほしい
- 楽天市場をよく利用する
- 初めてクレジットカードを作る
- 国際ブランドを選びたい
- メリット
- デメリット
- 通常1.0%、楽天市場で3.0%の高いポイント還元率
- 年会費無料で海外旅行保険も利用付帯
- 学生や主婦、フリーターでも可能性十分
- 身分証明書要らずで簡単ネット申し込み
- Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
- 国際ブランドもデザインも豊富
- ANAマイルを貯めたい人にもそれなりに○
- ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
- ETCカードは年会費が500円+税(無料にする方法も)
- 所有者が多いのでステータスは低い
- 審査結果は最短即日だが、届くまでは一週間程度
- Amazon派はJCB CARD W等の方がお得
- 楽天からのメルマガが多い(解除可能)
- 期間限定ポイントは慣れが必要(楽天ペイで消化も◎)
- 楽天市場で月9,000円以上使う人は楽天ゴールドカードの方がお得
言わずもがな、大人気のクレジットカード「楽天カード」。
「審査が通りやすそうだから」「年会費が無料だから」といった理由でなんとなく所有している人も多いかもしれませんが、実は電子マネー連携も優秀な一枚です。
使える店舗の多い「楽天Edy」が一体化
楽天カードには電子マネー「楽天Edy」が搭載されています。(搭載されていないカードでも申請すれば発行可能)
Edyへのチャージでポイントが付与されるクレジットカードは他にもありますが、便利なのが「オートチャージ」の機能。
予め「残高が○○以下になったら○○円チャージする」と設定しておくことで、いちいちチャージをする手間が省けます。
キャッシュレスに興味はあるけど面倒くさそう…という人にこそ一度試してみてほしいですね。
スマホ決済も楽々!
楽天カードは、QRコード決済(スマホアプリに表示されるQRコードまたはバーコードを読み取ってもらうだけ)の「楽天ペイ」でもお得になります。
楽天ペイは予め登録したクレジットカードによる支払いをスマホアプリで行なう決済の仕組みですが、通常は200円で1ポイント、つまり0.5%です。
楽天カード×楽天ペイの利用ならポイント二重取りで1.5%、しかもポイントの利用も楽々です。(期間限定ポイントを使えるなどのメリットも!)
もちろんApple Payも対応
iPhoneの人はApple Payに登録して使うこともできるので、
- カードでクレジットカード決済
- カードでEdy支払い
- 楽天ペイアプリでカード決済
- Apple Payでカード決済
- おサイフケータイでEdy支払い
などなど、カードorスマホで多彩なキャッシュレス決済の組み合わせを実現できます。
しかもEdyはオートチャージできるので、一度仕組みができればかなりスムーズにキャッシュレス生活をおくることができますよ!

圧倒的人気の楽天カード。一体化されたEdy、あるいはApple PayやGoogle Payなどのスマホ決済でキャッシュレスデビューも◎。ざくざく貯まったポイントで買う商品を楽天市場で探すのはなんとも優雅な体験です。ステータス性はないものの実用性抜群なので、一枚持っておいて損はないカードと言えるでしょう。
2.リクルートカード
- メリット
- デメリット
- 基本ポイント還元率が1.2%と年会費無料カードではトップクラス
- リクルート関連サービスでの利用は最大4.2%
- Edy、nanaco、Suicaチャージでポイント付与の優秀なチャージクレカ
- 年会費無料ながら海外、国内の旅行保険が利用付帯
- 家族カード、ETCカードも年会費無料で発行可
- 審査基準が易しく、学生やアルバイトでも申し込みできる
- 敷居は低めなのでステータスは高くない
- 楽天カード等のようにランクアップ先がない
- ポイントの使い勝手が賛否両論あり(Pontaポイントに等価交換でき、さらにdポイント等へも交換できるが少し手間)
- Amazonや楽天での利用では他の年会費無料×高還元率カードに軍配が上がる
- ETCカードの発行手数料が1,000円+税かかる(JCBは無料)
楽天カードと同様、年会費無料×ポイント高還元率のクレジットカードが「リクルートカード」。
キャッシュレス生活のパートナー候補として稀有な点は、多くの電子マネーチャージでも高いポイント還元率を持っていることです。
電子マネーへのチャージでもお得!
クレジットカード→電子マネーへのチャージは、ポイント付与対象外となるクレジットカードも多いです。
そんな中リクルートカードは異色の存在と言えます。(付与対象は毎月チャージ30,000円分まで、という改悪はあったものの)
- nanaco
- 楽天Edy(VISA/MasterCardのみ)
- モバイルSuica
リクルートカードは上記の電子マネーへのチャージに対し、1.2%のポイントが付与されます。
それぞれの電子マネーにも決済によるポイント還元があるので、二重取りによって実質1.7%~2.2%という高還元率に!
ポイントはPontaポイントに交換可能
リクルートカードの利用で貯まるポイントは「リクルートポイント」なので、ホットペッパーなどのリクルート関連サービスを使わない人には使いづらいものです。
ただし、リクルートポイントは共通ポイントである「Pontaポイント」へ等価交換が可能です。
Pontaポイントは全国各地のお店で使えるほか、交換レートはよくありませんがJALマイルへの交換も可能です。

VISAかMasterCardを選べばnanaco、楽天Edy、Suicaへのチャージでも1.2%という驚異的な還元率でポイントがザクザク貯まるので、複数の電子マネーを使い分ける人にはマストな一枚。さらに、ホットペッパーなどのサービスをよく利用する人は絶対に持っておいて損はないでしょう。年会費無料なのに旅行保険が付くのも◎。
3.JCB CARD W
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 1.00~5.50% |
- お得カードを持ちたい39歳以下の人
- Amazonをよく利用する
- QUICPayやApple Payも使いたい
- セブンイレブンによく行く
- メリット
- デメリット
- プロパーながら通常ポイント還元率1.0%
- Amazonやセブンイレブンなど多くのシーンで2.0%以上の超高還元率
- 年会費無料なのに海外旅行保険が付帯
- ETCカードや家族カードも無料
- 男女ともに定評のあるデザイン
- 女性向けの特典や保険を追加できる「JCBカードW PLUS L」も
- QUICPayと相性抜群、Apple Payなども利用可
- 申し込みは39歳以下&WEB限定
- 利用明細はWEBやアプリのみ
- ANA、JAL両マイルに交換できるがレートは少し低め
- VISAやMasterCardと比べると海外では使えない地域も
- 敷居は低めなのでステータスは高くない
JCBオリジナルシリーズの新しいモデル「JCB CARD W」は39歳以下限定ですが、年会費無料で高いポイント還元率(通常1.0%)を誇るクレジットカードです。
セブンイレブンで2.0%、スターバックスで5.5%、Amazonで2.0%など、利用頻度の高いところでさらに高還元率になるのも魅力的なところ。
これからキャッシュレス生活をスタートする若い人におすすめの一枚です。
選べるQUICPayのタイプ
JCB CARD Wは、JCBが提供する電子マネー「QUICPay」をもちろん使うことができ、持ち方も以下の中から選ぶことができます。
- 専用カード
- キーホルダー型(スピードパスプラス)
- コイン型(QUICPayコイン)
- QUICPay(nanaco)

比較的新しいカードなので知名度は高くありません。しかし、いざ使ってみたらあまりにオトクで「このカードは誰にも教えたくない」と思うかもしれません。39歳以下の全ての方、特にAmazonを使う人には絶対的な自信を持ってオススメしたい一枚です。実益を求めるクレバーなあなたの頼もしいパートナーとなるでしょう。
4.dカードゴールド
- メリット
- デメリット
- 通常1.0%、dポイント特約店で2倍以上の高還元率
- ローソンでの利用は2%還元+3%OFF
- dポイントが貯まるので交換先に困らない
- ドコモのケータイと光回線の利用料が10%還元
- 年間利用額に応じてクーポン獲得
- 国内主要空港ラウンジを無料で利用可
- 海外旅行保険が自動付帯、国内旅行保険は利用付帯
- カードにiD搭載、Apple Pay等も利用可
- 年会費は一般的なゴールドカード水準
- ケータイ料金10%還元は全額適用ではない
- 人気が高いためステータス性は低め
- ドコモユーザーしか受けられない恩恵も多い
- 家族カードは年会費あり(初年度無料)
ドコモのケータイ料金や光料金の10%を還元してくれる、ドコモユーザーには高い評判を誇る「dカードゴールド」もキャッシュレス生活におすすめです。
電子マネー・iDに対応しているクレジットカードは多数ありますが、iDはドコモの電子マネー。dカードゴールドはiD一体型で専用カードの追加発行も必要ありません。
ローソンでのキャッシュレス決済が抜群
dカードゴールド、そして下位カードであるdカードもですが、なんとローソンでの利用は最大5%もオトクになります。
- カード提示(ポイント1%還元)
- カード決済(ポイント1%還元/3%オフ)
ローソンなどのdカード特約店ではカード決済、それ以外のちょっとした買い物はiDをおサイフケータイでスピード決済。
そんなキャッシュレス生活を実現したいドコモユーザーの方は、検討してみる価値ありですよ!

ドコモユーザーなら必携のゴールドカード。持っているだけでドコモの携帯料金、光回線の使用料が10%OFFに。買い物をしても高還元率、海外旅行も自動付帯、国内主要空港ラウンジも利用でき、メインカードに相応しい一枚。搭載されたiDや、Apple Pay等で日々の支払いをスマートにするのもオシャレです。
5.イオンカードセレクト
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 0.50~2.50% |
- イオンをよく利用する
- WAONを使いたい
- イオン銀行を使いたい
- カードデザインを選びたい
- メリット
- デメリット
- イオン銀行キャッシュカード、電子マネーWAONが一体化
- イオン系列店舗でポイント2倍や5%OFFなど非常にオトク
- WAONへのオートチャージができポイントも貯まる
- 年会費無料ゴールド「イオンゴールドカード」の招待あり
- イオン銀行の預金金利やATM手数料が優遇される
- 券面デザインが豊富
- Apple Payや楽天ペイも利用可
- 家族カード、ETCカードを年会費無料で発行可
- 通常ポイント還元率は0.5%と高くない
- 敷居は低めなのでステータス性はない
- 旅行保険は付帯されない
- 届くまで少し時間がかかる(仮カードは即日発行可)
- イオン銀行の開設が必要(同時申し込みは簡単)
イオン系列のお店に行く機会の多い方は、電子マネー「WAON」はご存知のはず。
WAONとイオン銀行キャッシュカードが一体になったクレジットカード「イオンカードセレクト」は、ポイントカード一体型のWAONを利用するよりもお得です。
- 通常のWAONカード:200円で1ポイント
- イオンカードセレクト:200円で2ポイント(※)
※WAONでの支払い+WAONへのオートチャージ200円ごとに1ポイントなので、二重取りが可能。
キャッシュレスにしたい主婦の方におすすめ!
たとえば主婦の方で、食費などの費用を担当しているとします。
その費用を「イオン銀行→クレジットカード/WAON」で一元管理するのに、必要なのはイオンカードセレクト一枚だけ。
- スーパーでの普段の夕食の材料はWAONでスマートに購入して、足りなくなったらオートチャージ。
- WAONが使えない店舗ではクレジットカードでキャッシュレス決済。
しかも使い続けることで、インビテーション限定のゴールドカード「イオンゴールドカード」に育つことも考えられます。
年会費無料のまま還元率も優遇され、イオンラウンジが利用できるようになり、国内外の旅行保険も付帯と、なんとも至れり尽くせりな一枚です。
イオンカードセレクトでキャッシュレス生活を続けて、いつかはイオンゴールドカードを目指してみてはいかがでしょうか?

一枚でクレジットカード&イオン銀行キャッシュカード&電子マネーWAONの三役なので、買い物用としてクレジットカードと口座を使えば家計管理も簡単でオトク。一定以上利用すれば年会費無料でイオンラウンジも使える「イオンゴールドカード」のインビテーションも。家族でのお出掛けも優雅になりますね。
キャッシュレス生活のメリット
「そもそもキャッシュレスにするといいことあるの?」というあなたへ。
キャッシュレス決済の日本での現状や、キャッシュレス生活のメリットを見ていきましょう。
キャッシュレス決済ってそもそも何?
キャッシュレス(cashless)とは、読んで字のごとく「現金を使わずにクレジットカードや電子マネーでお会計をすること」。
キャッシュレス化は多くの先進国で急速に加速していますが、日本は後進国です。
キャッシュレス比率 (2016年) | 2007年からの増加率 | |
---|---|---|
韓国 | 96.4% | +34.6% |
イギリス | 68.7% | +30.8% |
オーストラリア | 59.1% | +9.9% |
シンガポール | 58.8% | +15.3% |
カナダ | 56.4% | +7.4% |
スウェーデン | 51.5% | +9.6% |
アメリカ | 46.0% | +12.3% |
フランス | 40.0% | +10.9% |
インド | 35.1% | +16.8% |
日本 | 19.8% | +6.3% |
ドイツ | 15.6% | +5.2% |
他の諸外国はキャッシュレスが半数の50%前後、韓国に至っては96%に対し、日本は20%以下しかありません。(2016年時点)
日本では電子マネーはかなり普及しているものの、現金志向が強いのがキャッシュレス化が進まない主な要因と考えられています。
しかし、首相官邸が公開しているレポート「未来投資戦略2017」では、2027年6月までにキャッシュレス決済比率を4割程度にすることをKPIに掲げています。
政府主導でもキャッシュレス化のためのインフラ整備を進めていくなら、クレジットカードや電子マネーはもっと利用機会が増えて便利になると考えられますね。
2018年10月2日にオープンした「大江戸てんや 浅草雷門店」のように、現金払い不可・キャッシュレスオンリーの店舗も実験的に増えてくるかもしれません。
https://rocketnews24.com/2018/10/04/1123455/
1.財布もコンパクト!現金払いの煩わしさが減る
キャッシュレス生活を確立すると持ち歩く現金が圧倒的に減ります。
つまり、以下のような現金の煩わしさが激減します。
- 小銭を数えて取り出して…という手間が減る
- あといくらしかないからATMで…という手数料も減る
- 財布がパンパンに膨らんで不格好だし使いづらい
主な財布はスマホとカードケース、念のためにコインケースをバッグに忍ばせる。こんなことが実現します。
2.クレカや電子マネーのポイントでお得
キャッシュレスの主流、クレジットカードや電子マネーの多くは「ポイント還元」の機能がついています。
身の丈に合わないほど年会費の高いクレジットカードを選んだり、リボ払いを多用しない限りは、現金で支払うよりも単純にオトクです。
日々何気なくクレジットカードや電子マネー決済を繰り返すだけで、気付いたらポイントが貯まる。シンプルに生活費の節約にもなりますね。
3.お会計もスマート&スピーディに
お札の枚数を数えたり、財布を思い切りひらいて小銭をほじくり出したり…見ていてあまり格好の良い所作ではありません。
クレジットカードをさっと取り出したり、スマホで「ピっ」と支払ったり、やはりスマートですよね。
お釣りを受け取って…などの手間もなく、お会計もスピーディになります。
最近はコンビニなど、少額決済であればクレジットカードでもサインレスで決済できるところも増えてきていますよ!
4.明細がデータで残るので管理しやすい
レシートをしっかりと集めて、家計簿を付けている人もいるでしょう。
結局は家計簿アプリに打ち込むのが便利だと思いますが、キャッシュレス決済なら打ち込む手間すらありません。入力ミスのリスクもゼロです。
クレジットカードや電子マネーのアプリや会員サイトにはデータで利用明細が残るので、支出の管理がしやすくなるメリットもあります。
キャッシュレス生活のデメリット
キャッシュレスは非常に便利な決済手段であり、ライフスタイルも変容してくれるものです。
しかし、当然ながらいくつかのデメリットもあります。理解した上で、補って余りある使い方をしていきたいですね!
1.つい浪費してしまうリスク
「クレジットカードを持つのはこわい」という人は一定数いますが、理由の多くが“つい使いすぎてしまうリスク”ですよね。
- 手元にお金がないのに買い物ができたら使いすぎてしまいそう
- 現金が見えずに数字のデータだけだと、消費感覚が薄れそう
たしかに人によってはあるかもしれませんが、人間は慣れていく生き物です。
乱暴な言い方をすれば、物々交換経済や贈与経済の時代に貨幣が生まれたとき、同じことを感じた人々も多くいたのではないでしょうか。(キャッシュレス化は不可逆的な世の流れということですね)
たとえば雑費は事前チャージの電子マネーを使うなどすれば、常に”予算”があるので節約意識も高まりますよ!
2.選択肢が多すぎる
日本は諸外国と比べても、十分すぎるほどのキャッシュレス決済をする手段の選択肢があります。
豊富な種類のクレジットカード、それぞれ複雑に見える電子マネー、無数のポイントカードetc…いざキャッシュレスを始めてみようと思っても、「一体どれを使えばいいのやら」となる人は少なくないでしょう。
(この記事では一人ひとりのライフスタイルに合うよう、「初めてのキャッシュレス生活のやり方」の道筋をご紹介していきます!)
3.使えない店舗もある
年々クレジットカードや電子マネーの加盟店は増えているものの、中にはまだキャッシュレス決済に対応していない店舗もあります。
「クレジットカード決済の加盟店手数料が高くて払えない」「キャッシュフローが遅くなるから」とった理由が多いようですが、今後はますます加盟店は増えていくと考えられます。
初めからいくつものキャッシュレス決済手段を使い分けるのは難易度が高いですが、
- クレジットカード
- 使いやすい電子マネー
この二つがあれば現時点ではスムーズにキャッシュレス生活をスタートできますよ!
まとめ
いかがでしたか?今回はキャッシュレス生活のメリット・デメリット、5つのやり方、そしてキャッシュレスデビューのおすすめのクレジットカード5選をご紹介しました。
スマート&スピーディなだけでなく、“オトク”でもあるキャッシュレス生活。
ミニマリストの方に限らず、今後は多くの人に浸透していくことは不可避の流れと言えるでしょう。
今のうちから始めてみて、より多くの人に浸透する頃には上級なアレンジができるようになってみてはいかがでしょうか?