新幹線での旅がさらに快適に!東京駅のビューゴールドラウンジの利用条件やグランクラスとは?

新幹線での旅がさらに快適に!東京駅のビューゴールドラウンジの利用条件やグランクラスとは?

ざっくり言うと
  • 東京駅には「ビューゴールドラウンジ」という優雅に新幹線や特急列車の出発を待てる空間がある。
  • ビューゴールドラウンジの利用は「ビューゴールドプラスカード」の所有者、「グランクラス」当日利用者などさまざまな条件があり、いずれかを満たすことで利用できる。
  • グランクラスは「新幹線のファーストクラス」と称され、料金は高いが快適な旅を実現できる。

東京駅の中にある「ビューゴールドラウンジ」って知ってますか?

知らない方や、近くを通る機会はあるけどどんな空間なのか知りたいという方もいるかもしれません。

今回は「ビューゴールドラウンジの概要」や「ビューゴールドラウンジを利用するための条件」、”新幹線のファーストクラス”とも呼ばれている「グランクラス」についてできる限り掘り下げてご紹介していきます。

ビューゴールドラウンジとは?

ビューゴールドラウンジの室内イメージ

ビューゴールドラウンジは2015年12月21日に「丸の内の歴史と八重洲の先進性をイメージした空間」を合言葉に東京駅の中に設置されたプレミアムなラウンジです。

旅行や出張の際に出発時間まで優雅に過ごせる、まるで空港のラウンジのような空間です。

ビューゴールドラウンジの中には全部で34席あり、カウンター席や2人掛け・4人掛けのテーブル席もあるので一人でも家族や仲間と一緒でも快適に利用できます。

ビューゴールドラウンジの利用条件

ビューゴールドラウンジは誰しも利用できるラウンジではありません。

下記のいずれかの条件を満たすことで利用可能できます。

  1. ビューゴールドプラスカードの会員で当日東京駅発の新幹線グリーン車・特急列車グリーン車を利用する方
  2. 「ラウンジ利用券」を所有している方(モバイルSuica特急券でもビューゴールドラウンジの利用が可能)
  3. 有効な「大人の休日倶楽部カード」を所有し、「ラウンジ利用券」を所有している方
  4. 当日、東京駅発の新幹線(グランクラス)を利用する方
  5. 当日、クルーズトレイン(TRAIN SUITE四季島)を利用する方
  6. ①~⑤に該当する方の同伴者(同伴者1名につき3,240円必要)
  7. その他株式会社ビューカードが認める方

利用を検討する場合は下記の点にも注意しましょう。

  • 到着後の利用はできない
  • 一度ビューゴールドラウンジを離れた後の再入場は不可
  • 当日乗車する新幹線・特急列車の出発予定時刻の90分前から利用可能(ラウンジ利用券を持っている方は90分以内(営業時間内に限る)の利用となります)

ビューゴールドラウンジのアクセス場所と営業時間

ビューゴールドラウンジは東京駅1階の八重洲中央口の改札前にあり、大丸やびゅうプラザの南側に位置しています。

ビューゴールドラウンジのアクセスマップ(地図画像)

ラウンジの営業時間
午前8時~午後6時まで(ラストオーダーは午後5時30分)【年中無休で営業】

ビューゴールドラウンジでできること一覧

  • 無料でドリンクが飲める:ビューゴールドラウンジで飲めるドリンクはセルフサービスではなく、着席後に注文する形式。(おかわり自由)
  • 無料でお菓子がもらえる
  • 無線LANの利用が可能
  • クローク:スーツケースやキャリーバッグなどの大きな荷物を預かってくれる(クロークのみの利用は不可)
  • 新聞や雑誌が読める:旅行ガイドブックや料理雑誌、新聞などが自由に読める。

ラウンジ内は全席禁煙ですが、喫煙スペースが設けられているので愛煙家の方も煙草が苦手な方も快適に利用できます。

ビューゴールドラウンジが使える「グランクラス」

グランクラスとはフランス語で”大きな”という意味をもつ「Gran」と英語の「Class」を組み合わせた造語です。

「新幹線のファーストクラス」と称されることもあるグランクラスのサービスや料金を見てみましょう。

グランクラスはグリーン車より上級の車両

グランクラスの最大の特徴は「座席を含めて設備にとことんこだわっていること」です。

シート

5系(E5/H5)と7系(E7/W7)については次項(グランクラスを導入している車両と主な料金)で後述しますが、5系と7系ではシートの部分のつくりが異なります。

特に強調したいのは5系のシート。なぜかというとJR東日本と高級車の代名詞「メルセデスベンツ」、JALのファーストクラスの座席などを手掛けていることで有名なドイツのレカロ社、日立製作所などがタッグを組んで開発されたシートになっているためです。

これだけで十分贅沢感を味わえますね。

電動リクライニング

座面とフットレス部分が連動し、グリーン車よりも深い45°までリクライニングの角度を調節することができます。

車両によってスイッチかコントロールパネルで操作するのかの違いはありますが、基本的には同じ機能です。

ダイニングテーブル

折り畳み式になっており2段階で調整可能。使わないときには肘かけの中に収納されているので邪魔にはなりません。

読書灯

自分好みの角度に曲げられる読書灯が席に設置されています。

コールボタン

軽食やドリンクの注文、アメニティグッズを持ってきてほしいときに座席横にあるボタンを押すことで乗車中であれば好きな時にサービスを受けられます。

グランクラスを導入している車両と主な料金

グランクラスを導入している車両は大きく5系(E5/H5)と7系(E7/W7)に分けられます。

E5系とE7系はJR東日本が所有、H5系はJR北海道が所有、W7系はJR西日本がそれぞれ所有していることを意味します。

また、E5系とH5系およびE7系とW7系はそれぞれ席の仕様がほとんど同じです。

グランクラスを導入している車両を系統別にまとめてみました。

E5系・H5系はやて
はやぶさ
やまびこ
なすの
E7系・W7系あさま
かがやき
はくたか

グランクラスは運賃と特急料金に、別途下記の料金がかかります。(2018年6月執筆時点)

  • 東北・上越・秋田・山形新幹線:100キロまでの1区間の料金はグランクラスAの場合6,170円、グランクラスBの場合4,120円(グリーン車の場合は1,030円)
  • 北陸新幹線:100キロまでの1区間の料金は6,170円(グリーン車の場合は1,030円)
  • JR北海道:100キロまでの1区間の料金はグランクラスAの場合6,420円、グランクラスBの場合は4,370円(グリーン車の場合は1,280円)

グランクラスAとBは車両によって異なりますのでご注意ください。

グランクラス限定のサービス

グランクラスを導入している車両でもサービスがすべて統一されているわけではありませんが、実際に利用すると下記のようなサービスを受けられます。

  • 専任アテンダント:座席の横にあるコールボタンを押すと席まで来てくれます。そこでドリンクや軽食の注文、アメニティグッズがほしいなどの要望を伝えると対応してくれます。
  • 軽食:座席にメニューが置いてあり、基本的には和食と洋食から選ぶことができます。(場所や季節などによって異なるものの、その土地の食材を活かした料理が出てきます。)
  • ドリンク:コーヒーや緑茶、紅茶、アップルジュースといったソフトドリンクからビールやワインなどのアルコールまで10種類以上の飲み物が用意されており、飲み放題です。

一部のグランクラス車両では実施されていないサービスがあったり、ドリンクの種類は異なることもありますが、グランクラスを利用すると上記のようなサービスを受けることができます。

ビューゴールドラウンジが使える「ビューゴールドプラスカード」

JR東京駅のビューゴールドラウンジや空港のラウンジの利用が可能になる「ビューゴールドプラスカード」。

ビューゴールドプラスカード

一体どんなカードなのか見てみましょう。

ビューゴールドプラスカードの概要

ビューカードゴールドプラスカードの本人会員になるための条件は「日本国内にお住まいで、電話連絡の取れる満20歳以上の安定した収入がある方」となっています。

家族会員の条件は「本人会員と生計を共にしている同性の配偶者・ご両親・高校生を除く18歳以上のお子様」です。

年会費はそれぞれ以下のとおりです。

本人会員10,800円(税込)
家族会員1枚目:無料
2枚目以降:3,240円(税込)
ETCカード無料(本人・家族問わず)

ビューカードゴールドプラスカードは通常のお買い物などでの利用額1,000円につき2ポイント(5円相当)が付与されます。(1ポイント=1円ではなく1ポイント=2.5ポイントの換算)

ビューカードなのでSuicaのオートチャージ機能も付いていますが、その場合や定期券を購入した場合には通常の3倍、つまり1,000円ごとに15円相当の6ポイントが付与されます。

実質ポイント還元率は0.50%~1.50%となるので比較的高いですね。

ビューゴールドプラスカードの主なメリット

ビューゴールドプラスカードのメリットについて簡単にまとめてみました。

  • 海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が自動付帯
  • ショッピング保険が付帯
  • 年間累計利用額に応じたボーナスポイントがもらえる
  • 国内とハワイの空港ラウンジが利用可能
  • 空港での手荷物配達料金割引あり
  • 初年度は必ず、2年度目以降は条件を満たせばもらえるビューゴールドプラスカード会員だけの特典がある(2年度目以降は年間100万円以上の利用が条件)

ビューゴールドプラスカード会員だけの特典って?
普通列車グリーン席利用券10枚セットや新幹線・特急グリーン車利用券&普通列車グリーン車利用券、コーヒーチケットなどの9種類の中から選べる特典となっています。

利用金額に応じたボーナス

ビューゴールドプラスカードの基本ポイント還元率は0.5%ですが、実は年間利用額に応じてボーナスポイントも付与されます。

対象となるのは4月から翌年3月分の利用代金明細書の累計利用額で、下記のステージをクリアした翌月にボーナスポイントが付与される仕組みになっています。

  • Gボーナス70:年間累計利用額が70万円以上100万円未満の方に600ポイントのボーナスポイントを付与→通常ポイントと合算するとポイント還元率が0.71%にアップ
  • Gボーナス100:年間累計利用額が100万円以上150万円未満の方に1,400ポイントのボーナスポイントを付与→通常ポイントと合算するとポイント還元率が0.85%にアップ
  • Gボーナス150:年間累計利用額が150万円以上200万円未満の方に2,600ポイントのボーナスポイントを付与→通常ポイントと合算するとポイント還元率が0.93%にアップ
  • Gボーナス200:年間累計利用額が200万円以上利用した方に1,400ポイントのボーナスポイントを付与→通常ポイントと合算するとポイント還元率が1.03%にアップ

上記のような4段階のステージがあり、クリアした翌月にポイントが付与されます。

200万円利用した場合はボーナスポイントによって、通常のお買い物で付与されるポイント還元率に換算すると1.03%になります。

利用すればするほどお得になる仕組みですね。

充実した保険内容

ビューゴールドプラスカードには旅行傷害保険(国内・海外)およびショッピングプロテクション(国内・海外)が付帯されています。

それぞれの保険の補償内容を簡単にまとめてみました。

国内旅行傷害保険(自動付帯※)

※改札を通過した後から公共交通用具に乗車中の事故や宿泊および募集型企画旅行(ツアー旅行)中の怪我に対して補償

傷害死亡最高5,000万円
傷害後遺障害程度によって200万円~5,000万円まで補償
傷害入院1日の入院につき5,000円の補償
傷害通院通院1日につき3,000円の補償
傷害手術入院中の手術の場合には入院保険日額の10倍、通院中の手術の場合には入院保険日額の5倍を補償
海外旅行傷害保険(自動付帯※)

※海外旅行に行く目的で自宅を出発してから帰国後自宅に戻るまでの間でかつ日本を出国した前日の午前0時から日本に入国した翌日の午後12時までの間に起きた事故に対して補償。(ただし、日本を出国した翌日から起算して90日後を補償期間の限度として設定)

傷害死亡最高5,000万円
傷害後遺障害200万円~最高5,000万円
傷害治療費用100万円まで
疾病治療費用100万円まで
賠償責任3,000万円まで
携行品損害20万円まで(1旅行かつ年間20万円まで)
救援者費用年間100万円まで
ショッピングプロテクション(利用付帯)

ビューゴールドプラスカードを利用して購入した商品が90日以内に盗難や破損などの偶然な事故によって損害を受けた場合に、1回の事故につき5,000円の自己負担が生じ、損害額から自己負担分を差し引いた補償の限度は年間300万円となっています。

旅行傷害保険(国内・海外)とショッピングプロテクション(国内・海外)の補償が付帯されていることで安心感が違いますし、とても充実していると言えますね。

空港ラウンジも無料で利用できる

ビューゴールドプラスカードを所有すると、ビューゴールドラウンジだけでなく国内の主要空港を中心に空港ラウンジサービスも受けられます。

通常であれば1人1,000円程度かかる利用料が無料になるだけではなく、フリードリンクや無線LANの利用が可能です。

下記はビューゴールドプラスカード会員の方が無料で利用できる空港ラウンジサービスです。

■北海道地方
新千歳空港・函館空港
■東北地方
青森空港・秋田空港・仙台空港
■関東地方
成田国際空港(第1ターミナル・第2ターミナル)
羽田空港(第1旅客ターミナル・第2旅客ターミナル・国際線旅客ターミナル)
■中部地方
中部国際空港セントレア
■北陸地方
新潟空港・富山空港・小松空港
■近畿地方
大阪国際空港(伊丹空港)・関西国際空港・神戸空港
■中国地方
岡山空港・広島空港・米子空港・山口宇部空港
■四国地方
高松空港・徳島空港・松山空港
■九州地方
福岡空港・北九州空港・長崎空港・大分空港・熊本空港・鹿児島空港
■沖縄地方
那覇空港
■海外(ハワイ)
ダニエル・K・イノウエ国際空港

まとめ

いかがでしたか?今回は「ビューゴールドラウンジ」と新幹線のファーストクラスと呼ばれる「グランクラス」を中心にまとめました。

ビューゴールドラウンジを利用するためのハードルは正直少し高めではありますが、出発前に贅沢なひと時を過ごすことができるのは魅力ですよね。

ぜひ新幹線での旅行や出張の参考になればうれしいです。

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