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クレジットカードが不正利用!?その悪質な手口と正しい対処法をご紹介します!

クレジットカード会社から覚えのない請求がやってきた!そんな経験を持っている人はいらっしゃいますか?

インターネット上でクレジットカードを使う機会が増えるのに合わせて、近年はクレジットカードの不正利用が増えています。

もちろん、不正利用は立派な犯罪です!

カード会社や警察が監視と対策を強化していますが、なかなか不正利用の件数は減りません。

しかし、クレジットカードの不正利用に関する知識があれば慌てることはありません。

この記事では、クレジットカードの不正利用の悪質な手口、正しい対処法などをご紹介します!

クレジットカードの不正利用が発覚するタイミング

残念ですが、クレジットカードの不正利用は年々増えています。クレジットカードを持っていると、あなたの知らないところで不正利用される恐れがあります。

あなたのクレジットカードが不正利用されてしまった場合、どのようなタイミングで発覚するのでしょうか?

利用明細

クレジットカードを利用すると、月に1回カード会社から利用明細が郵送されます。この利用明細で不正利用が発覚することがあります。利用明細の中にあなたが利用した覚えのない取引があったら、きっとそれは不正利用です。

最近は、利用明細の郵送をWeb明細に変更している人が多くなっています。郵送されてくる利用明細に比べるとWeb明細はきちんと確認する人が少ないようです。

MEMO
Web明細の場合は、「クレジットカード利用明細」というようなタイトルのメールがカード会社から届くはずですので、しっかり確認することをおすすめします。
 
反映までの誤差等はありますが、各カード会社の会員サイトからいつでも明細を確認できるケースも増えています。

不正利用があったのにも関わらず確認しないまま放置すると、カードの引き落とし日に多額の引き落としがあって驚くことになります。

そんなことを防ぐためにも、郵送であろうとWeb明細であろうと毎月きちんと利用明細を確認して、不正利用がないかどうか確認する習慣をつけましょう。

カード会社からの連絡

クレジットカードの不正利用は、カード会社からの連絡で発覚する場合もあります。

不正利用が増えているため、カード会社はセキュリティ対策を強化しています。その一環で、クレジットカードの利用状況は24時間365日ずっと監視されています。

不正利用の一部は自動で検出されるようになっていて、短期間に連続でカード利用があった場合やあまり使われていないカードが突然高額利用された場合などには、処理が保留されたり拒否されることがあります。

処理が保留されたり拒否されると、カード会社が利用者本人に確認のための電話連絡をすることがあります。突然カード会社から電話連絡があると驚くかもしれませんが、利用確認の電話だった場合は驚かずに対応しましょう。

クレジットカードが不正利用された時の対処法

クレジットカードの不正利用は増え、手口も巧妙化しています。あなたのクレジットカードも不正利用されない可能性はゼロではありません。

もし不正利用されたのが発覚した場合の対応手順をご紹介します。

1.カード会社に連絡

クレジットカードが不正利用された疑いがある場合は、不正利用による被害が拡大しないようにすぐにカード会社に連絡しましょう。不正利用の疑いがあることを伝えると、すぐにクレジットカードの利用を止めてくれます。

不正利用だということが明らかになった場合にはカード会社の補填を受けられます。しかし、多くのカード会社の補填期間は60日~90日以内と決まっているため、補填期間を過ぎると本来受けられるはずの補填を受けることができなくなってしまいます。

不正利用に気づいたらすぐにカード会社に連絡することが大切です。

たいていの場合、連絡先の電話番号はクレジットカードの裏面に記載されています。もし手元にカードがない場合はネットで検索して電話番号を調べましょう。緊急対応は365日24時間受け付けてくれるカード会社も多いです。

注意
電話連絡の際は必ずカード名義本人がする必要があります。カード会社は、本人確認のために、氏名、住所、電話番号、生年月日などを確認します。

報告をした後で、カード会社側で不正利用があったのかどうか調査を始めてくれます。

今後の手続きについての案内や説明がありますので、疑問点などがあれば質問しておきましょう。

2.警察に被害届を提出

カード会社に連絡したあとは警察に被害届を提出します。警察署でも交番でも最寄りの場所で大丈夫です。

クレジットカードの不正利用があったこと、カード会社に連絡済だということを伝えるとスムーズに処理が進みます。

警察の被害届も24時間365日受け付けてもらえます。

MEMO
もし最寄りの交番に警察官がない場合は、不在時の連絡方法が掲示されているのでその掲示に従って警察官に来てもらいましょう。

警察官に被害の状況を伝えると内容をまとめてくれます。あなたが内容を確認して署名捺印すると被害届の提出が完了します。

3.警察から発行された受付番号をカード会社に伝達

警察で被害届を提出すると被害届の受付番号が交付されます。この受付番号は、警察に被害届が受領されたことを証明するものになります。

受付番号はカード会社でも必要になりますのでカード会社に伝える必要があります。

カード会社からの案内・説明に従って受付番号をカード会社に伝えましょう。

多くの場合はカード会社から送られてくる書類に記載するように案内されます。

4.カード会社から送られてくる必要書類に記入

電話連絡をして数日後にカード会社から書類が届きます。

書類には、不正利用の疑いがある取引内容や被害届の受付番号などを記載します。

不正利用されたカードにはハサミを入れて、返送を求めるカード会社もあります。書類に同封された案内・説明に従って手続きをしましょう。

もしカードの返送を求められない場合はプラスティックごみに捨てればよいのですが、ICチップの部分と磁気の部分に細かくハサミを入れて捨てることをおすすめします。

5.カードが再発行されるのを待つ

記載済みの書類を返送すると、カード会社でクレジットカード再発行手続きが行われます。

再発行されたクレジットカードが届くのは、カード会社によって異なりますが早くて1週間ほど、遅ければ2、3週間かかることもあります。

なお、再発行されたカード番号は元々のカード番号とは違う番号になっています。

6.新しいカードが届いたら引き落とし口座を再登録

通常、不正利用されて最初にカード会社に殿連絡した時点でクレジットカードの利用はすべて止まります。

公共料金や携帯電話料金などの支払いをクレジットカードで行っている場合は、再発行後の新しいクレジットカードの番号を再登録する必要があります。

定期購読サービスなども一つひとつ新しいカードの番号に変更しましょう。

クレジットカードの不正利用、悪質な手口とは?

クレジットカードの不正利用は全く減りません。件数は増加していますし手口も悪質になっています。

どのような手口があるのか?どうすれば被害が防げるのか?代表的な不正利用の手口をいくつかご紹介します。

フィッシング詐欺

近年とくに増えている手口がフィッシング詐欺です。

銀行やEC業者を装った偽メールを送り、そのメールから偽サイトに誘導して不正にカード情報を手に入れる手口です。

以前はフィッシング詐欺で使われるメールは、不自然な日本語が使われたりロゴが変だったりとどこか不自然なメールが多かったのですが、最近は巧妙に作られたメールが増えています。

よく使われるメールの内容は次のようなものがあります。

  • お得なキャンペーンに当選しました!
  • カードが無効になりました
  • カードの有効期限が近づいているので更新が必要です

心当たりのないメールだったり不審に感じた場合は、絶対にカード情報などを入力せずカード会社に連絡しましょう。

スキミング

次に多いのがスキミングです。

スキミングはカードの磁気データをスキャナーで不正に読み取って、偽造クレジットカードに情報をコピーして利用する方法です。

スキミングされる可能性がある場所=カード決済をする場所なので多岐にわたりますが、特に海外では注意が必要です。

  • ATM(特にコンビニ設置のもの)
  • スポーツクラブ
  • ゴルフクラブ
  • ホテル
  • 居酒屋

ATMなど自分でカードを挿入する場合は、挿入口が不自然な状態になっていないか確認することでスキミング被害を未然に防ぐことができます。

また、会計の際にはスタッフにクレジットカードを預けるのではなく、あなたの目の前でカード読み取りをしてもらうことでスキミング被害を防ぐことができます。

なりすまし

第三者があなたになりすましてクレジットカードを不正利用することもあります。

あなたのカードが悪意のある第三者の手に渡らないようにしっかりと管理することで、被害を防ぐことができます。

カード裏面に署名を忘れないこと、カードの暗証番号を推測されるような番号にしないことなどを徹底することで、ある程度不正利用を防ぐことができます。

MEMO
裏面の署名を日本語で漢字にしておくと、万が一海外で悪意のある人にカードを拾われても「サインが書けない」というケースがあるようです。

EC事業者による情報漏えい

ネットショッピングなどで利用するECサイトのセキュリティに脆弱性があった場合、悪意のある者がECサイトにハッキングして個人情報が漏えいすることがあります。

EC事業者はセキュリティ対策を強化していますが、たとえ万全な対策をしていても悪意のあるハッカーによる攻撃は進化していて、情報漏えいを完全に防ぐことができないのが現実です。

もはやECサイトを利用せずに生活することは難しい人もいるでしょう。

しかし、長年利用していないECサイトやもう利用しないECサイトがあれば、カード情報を削除しておくことで情報漏えいによる不正利用のリスクを下げることができます。

クレジットカードが不正利用された時の補償内容

クレジットカードが不正利用されたとき、カードの管理状況などに応じて補填の有無や、誰が補填するのか等が異なります。

クレジットカード会社が補償

カードを紛失されていた場合

カードを紛失してしまっていた場合は、基本的にクレジットカード会社が補填します。

ただし補填を受けるには、警察に紛失届を提出していること、カード会社が定めた補填期間中に申請することなどの条件があります。

カードを盗難されていた場合

カードが盗難にあっていた場合は紛失していた場合と同様、クレジットカード会社が補填します。

ただし、警察に盗難届を提出していること、カード会社が定めた補填期間中に申請することなどが補填の条件になります。

※カードによっては盗難補償がついていないものもあります。

EC事業者が補償

ECサイトからの情報漏えいによる不正利用の場合はEC事業者に過失があるため、EC事業者が補填します。

また、利用店がカード利用者の本人確認をしなかったために不正利用された場合も利用店が補填します。

補償されないケースもある

クレジットカードが不正利用されても、多くの場合は補填が請けられます。

しかし、あなたに過失がある場合などは補填を受けられない可能性もあります。

カードの裏面に暗証番号が記載されていた場合

カード裏面に暗証番号を記載しているケースは年配者などに多く見られます。

これは不正利用をそそのかしているようなもので、不正利用されても補填を受けられない可能性があります。

暗証番号が生年月日だった場合

クレジットカードの約款には、暗証番号は類推されやすいものを避けることが書かれています。

そのため、生年月日や車の番号など第三者が類推しやすい暗証番号を設定していた場合、クレジットカードが不正利用されても補填を受けられない可能性があります。

各カード会社の補償期間が過ぎていた場合

カード会社によって期間は異なりますが、不正利用から一定期間を過ぎると補填を受けられなくなります。多くのカード会社では、60日~90日以内です。

補填を受けることができるように、不正利用に気づいたらすぐに連絡するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?今回はクレジットカードが不正利用されたときの対処法、手口や未然に防ぐ方法等をご紹介しました。

クレジットカードの不正利用は、多くの場合は利用明細を確認した場合やカード会社からの連絡で発覚します。

不正利用に気づいたら、すぐにカード会社に連絡し警察に被害届を提出しましょう。

不正利用された場合は補填を受けることができますが、条件に合致しない場合は補填を受けることができない場合もあります。

不正利用を受けたときに驚かないために、この記事でご紹介した内容をぜひ覚えておいてください。

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