コンビニはどの時間帯でもやっている便利なお店。
ついつい高いとわかっていても、利用してしまいますよね。しかし、やはりコスパは悪く、毎月の無駄遣いに繋がることもあります。
そこで今回は、「ファミリーマート」を節約しながら利用する方法をご紹介!
ファミリーマートをよく利用するという方は、毎月の節約の参考にしてみてください!
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ファミリーマートではほとんどの決済方法が利用可能!
コンビニにはその経営店によって様々な決済方法を導入していますが、中でもファミリーマートはクレジットカード、電子マネー、バーコード決済と豊富な決済方法を用意。
利用できない決済手段はない!といっても過言ではありません。
主要なクレジットカード・電子マネーはほとんど使える
ファミリーマートでは主要な国際ブランドは全て利用できます。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
- Union Pay(銀聯カード)
- 新韓カード
カード券面の右下に記載されているVISAやMastercardなどがこれに該当します。
お店はこれらの国際ブランドに加盟店手数料を支払うことでカード決済を導入できているわけです。
小売店では上記のうちの2~3つしか対応していない店舗も多い中、ファミリーマートでは5大国際ブランドは勿論のこと、銀聯(ぎんれん)カードやディスカバーカードも使えます。(中国中心に普及しているのが銀聯カード、米国中心に普及しているのがディスカバーカード)
さらに特徴的なのが、韓国で普及している新韓カードでも決済が可能という点。
大手コンビニでも対応しているのはファミマくらいで、韓国人観光客に対しての準備も万全です。
国際ブランドつきならプリペイドカードも利用可能
VISA、MasterCard、JCBなどの国際ブランド付きのプリペイドカードであれば、クレジットカードのようにファミリーマートで使うことが可能です。
プリペイドカードは利用者が事前に前払い(チャージ)することで残高がゼロになるまで支払いに使用できるカード。
15歳以上から作れるものが多く、審査もないためクレジットカードを所有できない人におすすめですよ。
4,000円未満の利用はサインレスで楽々
「コンビニでカード決済はなぁ…」と敬遠する理由のひとつとして、サインや暗証番号の入力が面倒という点も挙げられるでしょう。
しかしファミリーマートでは、お買い物代金が4,000円未満ならサインレスでクレジットカード決済が可能です。
カード決済がサクサク利用できるなら、むしろ小銭を探す方が手間がかかるかもしれませんね。
nanacoを除く電子マネーにも対応
ファミリーマートでは以下のように有名どころの電子マネーはnanacoをのぞいて全て利用可能。
楽天Edy | 200円=1ポイント |
---|---|
nanaco | × |
WAON | 200円=1ポイント JALのマイル2倍 |
iD | ○ |
QUICPay | ○ |
Suica | ○ |
そのほかにもPitapaやICOCAなど地域別の電子マネーも全て利用可能。
また、iPoneユーザー御用達のApple Payももちろん利用可能です。
その他ギフトカードなどにも対応
これだけ見てもかなり多くの決済方法があるのですが、さらに以下のような各種ギフトカードにも対応。
- Tポイント
- チケットレストランタッチ
- JCBプレモカード
- クオカード
- ユニー・ファミリーマートグループ招待券
新たにQRコード決済にも対応
また、ファミリーマートは2018年12月から新たな決済方法として「QRコード決済」も取り入れています。
- 楽天ペイ
- d支払い
- LINE Pay
- PayPay
QRコード決済はバーコードを見せる/QRリーダーににスマホをかざすだけで簡単にスマホ決済できるもの。
クレジットカードと連携したり、事前にチャージすることで利用でき導入のコスト&手間がかからないため最近人気を集めている決済方法です。
大手コンビニではこれまでローソンしか対応していませんでしたが、ファミリーマートが今回導入したことで残るはセブンイレブンのみ。
ファミリーマートではクレジットカードとファミマTカードの併用がお得!
さまざまな決済方法が利用可能なファミリーマート。
その中で特におすすめしたいのは「クレジットカード」と「ファミマTカード」の併用です。
Tカードとクレジットカードの併用でポイントの二重取りができる
ファミリーマートでは「Tカード」を提示することで200円の利用ごとに1ポイントのTポイントがもらえます。
元々はTSUTAYAが発効していたTポイントですが、最近ではありとあらゆるところで使えて本当に便利なポイントです。
クレジットカードとの併用がお得で便利
さらにファミリーマートのようなTカード加盟店ではTカードとクレジットカードの併用で以下のようにポイントの二重取りが可能。
- Tカード提示で貯まるTポイント
- クレジットカード決済で貯まるポイント
高還元率のクレジットカードを利用するとみるみるポイントが貯まっていきます。
Tポイントはファミマで再利用可能
貯めたTポイントはファミリーマートでの決済に再び利用可能です。
使い方は簡単、「Tポイントで!」と伝え、Tカードの裏にあるバーコードを店員さんに読み取ってもらうだけ。
コツコツ貯めたポイントでファミチキを買ったときは軽く感動すら覚えますよ。
現金での支払い時に端数の分だけTポイントを利用するなんてのも便利な方法です。
ファミランクがファミマでの還元率を上げる重要な鍵
Tポイントの加盟店であるファミマではTカードの提示で200円の利用につき1Tポイント貯めることができましたね。
さらに「ファミランク」という制度があり、月間のファミリーマート利用金額によっては次月のポイント倍率をアップさせることができます。
ファミランク | ファミマ利用金額(月間) | ポイント |
---|---|---|
ブロンズ | 4,999円以下 | 1倍(200円につき1ポイント) |
シルバー | 5,000円~14,999円 | 2倍(200円につき2ポイント) |
ゴールド | 15,000円以上 | 3倍(200円につき3ポイント) |
例えば、月に10,000円利用した場合はブロンズとゴールドでは100ポイントの差が生まれます。
これを多いととるか少ないととるかはあなた次第ですが、ファミリーマートを頻繁に使う人にはファミランクを意識することがポイントの貯まりやすさを左右するのは間違い無いですね。
レシートの下部に現在のランクが記載されているため、早速確認してみましょう。
普通のTカードよりもファミマTカードがおすすめ!
Tカードにはファミリーマートでお得になる「ファミマTカード」というものがあります。
確かに通常のTカードでも「ファミランク」や「Tポイントプラス」などの特典は受けられますが、ファミマTカードにはそれらに加えてさらに次のような特典が見られます。
- 毎週水曜日はレディースDay。女性限定でポイント還元が2倍に。
- 「今お得」という表記のある商品が割引される。
- 利用状況に応じてクーポンプレゼント有り。
この中でも特にメリットが多い「今お得」について触れておきましょう。
「今お得」のファミマ商品がかなり安く購入できる
ファミリーマートで買い物をするとき、「今お得」と記載された商品を見かけたことはありませんか?
このショーカード商品は特別価格で販売されていますが、「ファミマTカード」を持っているとさらに安い会員特別価格で購入できるのです。
実施期間や実施エリアなどにより異なりますが、意外としっかりと割引されます。
10%引き、20%引きの対象商品もあるため、ファミリーマートをよく利用する人にとってはお得感が大きいです。
コンビニでの買い物は一回あたりは少額かもしれませんが、頻繁に行くものですし、年間で考えるとかなりの金額をコンビニで使っている人も多いと思います。
自宅や職場の近くにファミリーマートがあり、よく行く人にはファミマTカードを持つことは相当お得であると言えるでしょう。
ファミリーマートの利用でおすすめのクレジットカード3選
このセクションではファミリーマートでの利用におすすめのクレジットカードを3種類紹介。
- ファミマTカード(クレジット機能付き)
- ヤフーカード
- 楽天カード
ファミマTカード(クレジット機能付き)
- メリット
- デメリット
- ファミマで常時2倍、火曜と土曜は5倍のポイント還元
- ファミマの一部商品を割引価格で購入可(20%OFFも)
- ツアー代金やレンタカーの割引サービスを使える
- Tマネーにオートチャージ可
- Tポイントなので使いやすく、一本化もできる
- 年会費、発行手数料無料でETCカード発行可
- 通常ポイント還元率は0.5%と低め
- 旅行保険が付帯されない
- 初期設定がリボ払いなので注意(設定で変更可)
- 家族カードを発行できない
- ANAマイルに交換できるがレートは低め
ファミマTカード(クレジット機能付き)は、先ほど紹介したファミマTカードにクレジットカード機能がついたもの。カード利用で0.5%分のTポイントが貯まります。
Tカードと一体型なので以下のようにポイントの二重取りが簡単です。
- ファミマTカード提示で得られるTポイント:0.5%〜1.5%
- ファミマTカード決済で得られるTポイント:0.5%
さらにファミランクがゴールドの場合は「提示で得られるポイント」が0.5%→1.5%になり最大2%まで還元率を上げることも可能です。
ファミマTカードではクレジット機能付きならではのサービスも
また、クレジット機能が付帯するファミマTカードには、通常のファミマTカード(ポイントカードのみ)に加えてさらに以下のようなメリットが。
- 毎週火曜と土曜はカードの日!ポイントが最大5倍に
- 25歳以下の方のカード利用でポイント還元が2倍に
- Web明細サービス利用で毎月10ポイント獲得
- 年会費無料のETCカードを発行できる
- 旅行ツアー料金がカード決済で最大8%OFF
他のクレジットカードのように、豊富な空港サービスやレストランでの割引といった特典は付帯していない分、ファミリーマートでの利用に特化した特典が付帯しています。
例えば、「できるだけ還元率が上がる火曜・土曜日に利用する」など、独自の「コンビニルール」を設けるのも節約に効果的です。週に2,3日程度しか利用しない方でもファミマTカードはメリットがあると言えるでしょう。
初期設定がリボ払いであることには注意!
Q.ファミマTカードを一括払いで利用したのに、リボ払いで請求がきました。どうしてですか?A.ファミマTカードは、月々のお支払い金額をミニマム・ペイメント(最少お支払金額)以上でお支払いいただく残高スライド元利定額リボルビング払い方式のクレジットカードです。
そのため、一括払いでご利用された場合でもリボルビング払いでのご請求となります。
※口座引落しコース(ずっと全額支払い設定)を除く
クレジットカードでは一括払いや分割払い、リボ払いなどを決済時に選択できますがファミマTカードの支払いは初期設定で全てリボ払いになるように。
リボ払いは毎月の負担が軽い分金利が高く、気づいたら手数料を支払うのに手いっぱいの「リボ地獄」に陥りがち。
また、せっかくポイントを貯めていても手数料で相殺されてしまっては元も子もないので、カードが届いたらすぐに支払い方法を「ずっと全額支払い設定」(一括払いのこと)に変更しましょう。
ヤフーカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 1.00~3.00% |
- Tポイントを貯めたい
- Yahoo!ショッピングやLOHACOをよく利用する
- PayPayを使う機会が多い
- メリット
- デメリット
- 通常1.0%、ヤフー系サービスで3.0%の超高還元率
- Tポイントが貯まるので使い道も非常に豊富
- Apple Payも利用可
- QRコード決済「PayPay」がよりお得に
- 月額約ワンコインで幅広い補償オプションに加入できる
- TSUTAYA会員証機能を登録、更新無料で付けられる
- 国際ブランドをVISA/MasterCard/JCBから選べる
- 旅行保険が付帯されない
- ETCカードは年会費が税別500円かかる
- 審査難易度は低めなのでステータスはない
- 上位カードへのランクアップがない
- ANAマイルに交換できるがレートは低め
ヤフーカードは決済で1.0%のTポイントが貯まる高還元率カード。
ファミマTカードと同様にTカード一体型であるため以下のようにファミマでのポイント二重取りが簡単です。
- ヤフーカード提示で得られるTポイント:0.5〜1.5%
- ヤフーカード決済で得られるTポイント:1.0%
ヤフーカードでもファミランクが適用されるので最大2.5%まで還元率を上げることができ、還元率の面ではファミマTカードよりもお得になります。

Tポイントを貯めている人、ヤフオクやYahoo!ショッピングを利用する人は必携と言えるクレジットカード。日々の生活でザクザクTポイントが貯まり、使い道もさすがに豊富。公共料金の支払いに充てることもできます。旅行保険は付帯しないものの、年会費無料なので買い物&節約用のサブカードとしてもかなり重宝するでしょう。
楽天カード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 1.00~3.00% |
- 年会費無料の高還元率カードがほしい
- 楽天市場をよく利用する
- 初めてクレジットカードを作る
- 国際ブランドを選びたい
- メリット
- デメリット
- 通常1.0%、楽天市場で3.0%の高いポイント還元率
- 年会費無料で海外旅行保険も利用付帯
- 学生や主婦、フリーターでも可能性十分
- 身分証明書要らずで簡単ネット申し込み
- Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
- 国際ブランドもデザインも豊富
- ANAマイルを貯めたい人にもそれなりに○
- ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
- ETCカードは年会費が500円+税(無料にする方法も)
- 所有者が多いのでステータスは低い
- 審査結果は最短即日だが、届くまでは一週間程度
- Amazon派はJCB CARD W等の方がお得
- 楽天からのメルマガが多い(解除可能)
- 期間限定ポイントは慣れが必要(楽天ペイで消化も◎)
- 楽天市場で月9,000円以上使う人は楽天ゴールドカードの方がお得
楽天カードはショッピングの利用で100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。
別途Tポイントカードを用意してファミマでの支払い時に提示すれば、Tポイントも貯められますね。
- 楽天カード決済で得られる楽天スーパーポイント:1.0%
- Tポイントカード提示で得られるTポイント:0.5〜1.5%
楽天Payの利用でさらにポイントゲット
さらにQRコード決済の楽天Payで支払うと200円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。
https://pay.rakuten.co.jp/index_pc.html
結果として以下のようにポイントの3重取りが可能で、還元率を最大で3.0%まで引き上げることが可能です。
- 楽天カード決済:1.0%(楽天スーパーポイント)
- Tポイントカード提示:0.5〜1.5%(Tポイント)
- 楽天Pay決済:0.5%(楽天スーパーポイント)
現在はローソンや多くの居酒屋、無印良品TOHO CINEMAS、BUYAなどのネットショップで使えます。
とにかくポイントが非常にオトクなので、飲み会&コンビニでの利用だけに絞っても使う価値はあるスマホ決済アプリと言えるでしょう。
ポイントが分散されるデメリットも
今回紹介した3枚のクレジットカードではファミリーマートで一番還元率を高くできる楽天カード。
しかし、楽天スーパーポイントとTポイントに分散されるというデメリットが。
以下のように使い分けることでポイントを無駄にしないようにしましょう!
- 楽天スーパーポイント→楽天市場や楽天Payで利用
- Tポイント→ファミリーマートで利用
結局どれを選べばいいの?
ファミマでの決済がメインの人
ファミリーマートの利用頻度が相当高く、ファミマでお得なクレジットカードが欲しい人にはやはりこのカードがおすすめです。
還元率ではヤフーカードや楽天カードには劣るものの、「レディースデイ」や「今お得」など独自の特典も受けられるためファミマでの利用に限った話ではかなりお得です。
Tポイントを積極的に貯めたい人
Tポイントを貯めている・貯めたい人にはやはりTポイントカード一体型のカードが便利です。
クレジットカード決済で貯まるポイント、ファミマで貯まるポイントが同じTポイントであるため以下のようなメリットが。
- ポイントの管理が楽になる
- 商品の交換までに漕ぎ着くスピードが早い
貯めたTポイントはファミマでの決済に再利用できるので、お得感を簡単に感じることができますよ!
ファミマ以外でもお得なクレジットカードが欲しい人
ファミマ以外でも積極的にクレジットカード利用をする人にはやはり基本還元率が高いこの2枚がおすすめ。
ファミマTカードと比べるとファミマ以外の利用で圧倒的にポイントが貯まりやすいです。
ファミマTカード | 基本還元率1.0% |
---|---|
ヤフーカード | 基本還元率1.0% |
楽天カード | 基本還元率1.0% |
とりわけ、楽天カードはファミリーマートのみならずローソンなどでも楽天Payを利用して還元率を高めることが可能。
様々な店舗でお得にポイントを貯めたい人には非常にオススメできます。
まとめ
いかがでしたか?今回はファミリーマートをお得に利用するためのコツを紹介いたしました。
最後にこの記事で重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- ファミリーマートはクレジットカード、電子マネー、バーコード決済と豊富な決済方法を用意
- 中でもクレジットカードとファミマTカードの併用がおすすめ
- Tカードのプログラム「ファミランク」では月間のファミリーマート利用金額によっては次月のポイント倍率をアップさせることができる
- ファミマでの決済がメインの人は「レディースデイ」や「今お得」など独自の特典も受けられるファミマTカードがおすすめ
- Tポイントを貯めている・貯めたい人にはやはりTポイントカード一体型のファミマTカード、ヤフーカードが便利
- ファミマ以外でもお得なクレジットカードが欲しい人は楽天Payで還元率が上がる楽天カードがおすすめ
クレジットカードとファミマTカードを併用することでファミマでの節約が大きく捗ることがわかりましたね!
ヤフーカードや楽天カードは基本還元率が高く、ファミマ以外の利用でもお得に利用できるクレジットカードなので多くの人におすすめできます。
年会費無料でまず損をすることはなく、ポイントが貯まる速度を肌で感じられるのでこの機会に発行してみてはいかがでしょうか?