年会費無料のゴールドカードが欲しい…
海外旅行保険や空港ラウンジサービスなどが充実している分、年会費がかなり高いイメージがありますが、なるべくコストは抑えたいですよね。
ただ実は、年会費無料で持てるゴールドカードもあるんです。
そこで今回は「年会費が無料のゴールドカード」について詳しくまとめたので参考にしてみてください。
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年会費無料のゴールドカード一覧
年会費無料のゴールドカードを一覧表にまとめました。
年会費の特徴 | |
---|---|
![]() | 年会費永年無料 |
![]() | 年会費永年無料 |
![]() | 年会費永年無料 |
![]() | 初年度年会費 →無料 |
![]() | 初年度:年会費 →無料 |
![]() | 初年度:年会費 →無料 |
![]() | 初年度:年会費 →無料 |
![]() | 初年度:年会費 →無料 |
![]() | “10%還元特典”で年会費の元を取れる |
![]() | 空港ラウンジ特典で年会費の元を取れる |
![]() | 入会特典で2〜5年分くらいの年会費の元を取れる |
![]() | 初年度年会費 さらに入会特典で3〜4年分くらいの年会費の元を取れる |
年会費無料でゴールドカードを持つ3つの方法
年会費無料のゴールドカードを持つ方法は以下の3つ。
- 年会費永年無料ゴールドのインビテーションを待つ
- 初年度年会費無料ゴールドを1年間だけ使う
- 特典やサービスで年会費の元をとる
“完全に年会費無料”のゴールドカードはかなり少ないですが、柔軟に考えればいろいろと方法はあるものです。
それぞれについて見ていきましょう。
1.年会費永年無料ゴールドのインビテーションを待つ
年会費が永年無料のゴールドカードは、有名どころで言えば以下の3枚のみ。
年会費 | インビテーションが届くカード | |
---|---|---|
![]() | 無料 | ![]() |
![]() | 無料 | ![]() |
![]() | 無料 | ![]() |
ただし、どのカードも直接申し込むことはできず、ワンランク下の一般カードで利用実績を積み、インビテーションが届くのを待つ必要があります。
とはいえインビテーション条件はどのカードも特に難しくないので、短期間での取得を目指せるはずですよ。(くわしくは「年会費無料ゴールドカード3選(インビテーション制)」で後述)
空港ラウンジや海外旅行保険などは△
やはり年会費無料ということだけあって、標準的なゴールドカードと比較すると、サービス面はやはり不十分。
年会費 | 特徴 | |
---|---|---|
年会費格安ゴールドカード | 無料〜2,000円 | 保険内容やサービスは一般カードよりも少しいいくらい |
ヤングゴールドカード | 3,000〜5,000円 | 20代だけが発行でき、年会費こそ安めだが、サービス内容は標準的なゴールドカードに遜色なし |
標準的なゴールドカード | 10,000円〜 | 空港ラウンジ・旅行傷害保険が充実 |
ハイステータスなゴールドカード | 20,000円〜 | ステータス性が高く、カード会社ごとにオリジナルのサービスも付帯 |
審査難易度こそ低めで取得はしやすいですが、空港ラウンジや海外旅行保険などにはあまり期待できません。
- 空港ラウンジ:利用できないor少ない
- 海外旅行保険:付帯していないor補償額が少なめ
ただ単に“ゴールドの券面のカードが欲しい!”という場合ならいいですが、標準的なゴールドカードのサービスを受けたい人にはあまりおすすめできません。
カード名 | 年会費 | 無料になる条件 |
---|---|---|
OPクレジットゴールド | 10,000円 | 200万以上の利用で翌年無料(※1) |
NTTグループゴールドカード | 5,000円 | 100万以上で翌年無料 150万円以上で家族カードも無料 |
三菱UFJ VISAゴールド | 10,000円 | 100万円以上で翌年無料 |
ミライノカードゴールド | 3,000円 | 100万円上で翌年無料 |
ただ、これらのカードはサービス面が微妙(偏っている)で、人気が低くあまりおすすめできるカードではありません…。
2.初年度年会費無料ゴールドを1年間だけ使う
1万円前後の年会費がかかるゴールドカードでは、初年度年会費が無料なケースも。
初年度年会費 | 年会費 | |
---|---|---|
![]() | 無料 | 10,000円 (税別) |
![]() | 無料 | 10,000円 (税別) |
![]() | 無料 | 10,000円 (税別) |
![]() | 無料 | 5,000円 (税別) |
![]() | 無料 | 3,000円 (税別) |
どちらかというと「入会キャンペーン」のようなもので、1年間のお試し期間が設けられているわけです。
「やっぱりこのカード合わないな…」と感じたら、1年以内に解約すれば完全に無料で利用できるので、とりあえず発行してみるのもアリですね。(くわしくは「初年度年会費無料のゴールドカード3選」で後述します。)
3.特典やサービスで年会費の元をとる
特典やサービスを使いこなすことで、年会費以上の恩恵を受けられれば、実質的に年会費無料とも言えそうです。
年会費 | 年会費をペイできる特典 | |
---|---|---|
![]() | 10,00円 (税別) | ・ドコモケータイ(光)料金10%還元 ・年間利用額に応じたクーポン |
![]() | 10,00円 (税別) | ・プライオリティーパス |
![]() | 2,000円 (税別) | ・入会特典のポイント |
![]() | 初年度:無料 2年目以降:1,905円(税別) | ・入会特典のポイント |
少し上級者向けの考え方かもしれませんが、クレジットカードのサービスを使いこなせるようになると、かなり節約になります。
この記事で紹介するカードの特典はどれも明瞭で、年会費を相殺しやすいので、練習台として◎ですよ。(くわしくは「年会費を実質無料にしやすいゴールドカード4選」で後述します。)
年会費無料ゴールドカード3選(インビテーション制)
年会費が永年無料のゴールドカードは以下の3枚。
年会費 | インビテーションが届くカード | |
---|---|---|
![]() | 無料 | ![]() |
![]() | 無料 | ![]() |
![]() | 無料 | ![]() |
インビテーションを受ける条件なども解説しているので、一般カードから取得を目指して見てください。
1.エポスゴールドカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
5,000円 | 5,000円 | 0.50~1.50% |
- 年会費無料でゴールドカードを持ちたい
- 旅行や出張の機会が多い
- マルイ・モディによく行く
- メリット
- デメリット
- ポイントの有効期限がなくなる(通常2年)
- 豊富な種類からポイント3倍の店舗を3つ決められる
- 年間利用額に応じてボーナスポイント(実質還元率は最大1.5%)
- 全国10,000店舗以上でポイントアップや割引
- 海外旅行保険が自動付帯
- 国内主要空港ラウンジが無料
- Apple PayやGoogle Pay、楽天ペイも利用可
- 通常ポイント還元率は0.5%と高くない
- 年会費5,000円(年50万以上使えば以降ずっと無料/またはエポスカードからの招待なら無料)
- 家族カードは発行不可(家族に紹介して年会費無料でゴールド発行は可)
- 国内旅行保険は付帯されない
- ANA、JAL両マイルに交換できるがレートは低め(約50%)
年会費を永年無料にする方法はいたってシンプル。
エポスカードを使って、インビテーションが来たら申し込むだけです。
たったこれだけで、年会費5,000円→永年無料になるので、ほとんどの人がこの方法でエポスゴールドを手に入れています。
インビテーション条件:短期間で20〜50万円使う
残念ながらインビテーション条件は公開されていませんが、Twitterなどの口コミを見る限り、かなり容易そうです。
- 3ヶ月以内に20万円以上使う
- 半年以内に30万円以上使う
- 1年以内に50万円以上使う
兎にも角にも短期間で20〜50万円ほど使えば、エポスゴールドのインビテーションが届くみたいです。

ただし注意したいのが、どんなに早く条件を達成しても、初年度分の年会費が必ずかかるということ。
せっかくなら、初年度も年会費無料で持ちたいですね…。エポスカードからインビテーションを目指すのが賢明です。

通常還元率こそ0.5%と高くないものの、ボーナスポイントや選べるポイントアップショップで実質最大1.5%の超高還元率に。インビテーションか、一度でも年50万以上使えばずっと年会費無料になる、コスパ最高のゴールドカードです。マルイユーザーに限らず、日々の買い物をお得にしたいあらゆる人におすすめできる一枚と言えるでしょう。まずはエポスカードからが◎。
2.イオンゴールドカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 0.50~2.50% |
- 年会費無料でゴールドカードを持ちたい
- イオンをよく利用する
- WAONを使いたい
- 旅行や出張の機会が多い
- メリット
- デメリット
- イオン系列店舗でポイント2倍や5%OFFなど非常にオトク
- 年会費無料ながら旅行保険がしっかり付帯
- 国内空港ラウンジや全国のイオンラウンジを利用可
- Apple Payや楽天ペイも利用可
- 家族カード、ETCカードを年会費無料で発行可
- イオンカードセレクト等で利用実績が必要(招待限定)
- 招待時のデザインから変更不可(例:ディズニー→ディズニーのみ)
- ミニオンズデザインはゴールド招待されない
- 通常ポイント還元率は0.5%と高くない
- nanacoやEdyにはチャージ不可
イオンカードセレクトを使い続けることで、イオンゴールドのインビテーション(招待状)が届きます。
海外旅行保険や空港ラウンジサービスが利用可能と、年会費無料とは思えないほどサービスが充実。
多くのイオンカードユーザーが獲得を目指すカードです。
インビテーション条件:年間100万円以上使う
インビテーションの条件はいろいろありますが、一番簡単なのは“1年間で100万円以上利用する”です。

一月当たり83,000円の計算。イオンだけの利用じゃ少し厳しいので、初めの一年間はメインカードとして使いたいですね。
イオン以外ではポイントが貯まりにくいですが、そこはぐっと我慢です。
イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトの2種類あり、トイ・ストーリーデザインのゴールドカードへのランクアップも期待できます。

2019年9月30日までの期間限定デザインなので、トイ・ストーリー好きはこの機会をお見逃しなく。

イオンカード、イオンカードセレクト会員のうち、特定の条件を満たした会員のみ入会できる、招待限定カード(直近1年間累計の利用額が100万円以上など)。国内6空港・12か所の空港ラウンジや全国のイオンラウンジが使えるようになったり、手厚い旅行保険も付帯されるのが魅力ですね。イオンユーザーには非常にオトクなので、まずはイオンカードセレクトから目指してみてはいかがでしょうか。
3.セブンカードプラス(ゴールド)
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 0.50~1.50% |
- セブンカード・プラスを持っている
- 年会費無料でゴールドカードを持ちたい
- nanacoを使いたい
- メリット
- デメリット
- セブンカード・プラスの特典がパワーアップ
- 本カード、家族カード共に年会費無料に
- カラオケ館の優待や旅行関連の割引、ポイント優遇も追加
- ショッピングガード保険が国内も対象に
- 発行するにはインビテーションが必要
- 通常ポイント還元率は0.5%と低め
- 一般的なゴールドカードのステータスやサービスはない
- 旅行保険も付帯されない
セブンカードプラスで利用実績を積んでいると、年会費無料のゴールドカード、セブンカードプラス(ゴールド)のインビテーションが届きます。
一般的なゴールドカードのような豪華な特典は一切ありませんが、イトーヨーカドーなどセブン&アイグループ店舗ユーザーは取得を目指したいカードです。
インビテーション条件:年間100万円程度の利用
インビテーション条件は非公開のため、あくまで「噂」の範疇ですが、口コミ等をまとめると下記の通りです。
- 年間100万円程度の利用
- セブン&アイホールディングスのみでの利用がカード利用額の6割を占める
- クレヒスに傷がない
イオンゴールドカードとよく似ていますね。
家族カードの利用代金も反映されるはずなので、家族3,4人でセブンカードプラスを使えば条件クリアはそう難しくないはずです。

セブンカードプラスの年会費が条件なしで無料になり、券面がゴールドに。いくつかの特典が追加されるものの、他はあまり変わりません。一般的なゴールドカードに求めるような豪華な特典は一切ないので、やはりセブン&アイグループ店舗をよく利用する人がサブカードとして所有するのがおすすめです。
初年度年会費無料のゴールドカード3選
おすすめの初年度年会費無料ゴールドカードは以下の3枚。
初年度年会費 | 年会費 | |
---|---|---|
![]() | 無料 | 10,000円 (税別) |
![]() | 無料 | 10,000円 (税別) |
![]() | 無料 | 10,000円 (税別) |
ゴールドカードらしいサービスを体験したい人にはうってつけのカードたちですよ。
1.三井住友カード ゴールド
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 10,000円 | 0.50~2.50% |
- ステータスカードが欲しい30歳以上
- キャッシュレス決済もよく使う
- 大手の信頼あるステータスカードを持ちたい
- なるべく早くゴールドカードを発行したい
- メリット
- デメリット
- ゴールドカードの中でも社会的信用、ステータスが高い
- 国内の主要空港ラウンジを利用可(同伴者も1名まで無料)
- 海外、国内の旅行保険が自動付帯
- Reluxでのホテル予約が3,000円引きor5%OFF
- 医師にいつでも無料で健康相談ができる
- ネット申込なら初年度の年会費が無料になる
- ANAマイルや各種共通ポイントなどポイント交換先も豊富
- iDやWAON、Apple Pay、VISA payWaveなどキャッシュレス決済も充実
- 30歳以上限定で申し込める(20代はプライムゴールド)
- 審査はそれなりに厳しめと言われている
- 通常ポイント還元率は0.5%と高くない
- ETCカード、家族カードは年会費がかかる(初年度は無料)
三井住友ブランドの安心感、ステータス性も◎の「三井住友カード ゴールド」は初年度年会費無料。
空港ラウンジや海外旅行保険も充実し、ゴールドカードらしいサービスを1年間無料でお試しできますよ。
初年度年会費無料・翌年度以降も割引あり
三井住友カード ゴールドの初年度年会費が無料になるのは、Web申し込みの場合のみ。(書類申し込みは年会費1万円がかかるのでご注意を。)
さらに「年会費割引サービス」も付いており、下記の条件を満たすことで翌年以降も年会費を安く抑えられます。
- Web明細書サービスに登録→過去1年間に6回以上の利用
- マイ・ペイすリボに登録→年に1度の利用
WEB明細書+マイ・ペイすリボコース | 年会費4,000円+税 |
---|---|
マイ・ペイすリボコース | 年会費5,000円+税 |
WEB明細書コース | 年会費9,000円+税 |
いずれも指定無し | 年会費10,000円+税 |
もちろん初年度年会費は無料で、翌年以降の年会費は三井住友カード ゴールドの約半分の5,000円。
海外旅行保険や空港ラウンジのサービスは全く同じなので、20代には非常におすすめできるカードですよ。
2.JCBゴールドカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 10,000円 | 0.50~2.50% |
- ステータスカードが欲しい30歳以上
- 海外に行く機会が多い
- 急ぎでカードが欲しい
- メリット
- デメリット
- JCBプロパーゴールドのステータスと信頼性
- 自動付帯の手厚い国内&海外旅行保険
- 国内の主要空港ラウンジを利用可
- 海外利用はポイント2倍に(1.0%)
- 飛行機の遅延などの補償もあり
- ETCカードは無料、家族カードも一枚目は年会費無料で発行可
- QUICPay一体型カードも選べる
- 年100万円以上の利用でプライオリティパス等がつく「JCBゴールドザプレミア」にランクアップ可
- 通常ポイント還元率は0.5%と高くない(特約店は多いが還元率を重視するならJCBカードWが◎)
- ゴールドカードらしい年会費(初年度は無料)
- 海外では使えない地域もある
日本初の唯一の国際ブランド“JCB”が、直接手がけるゴールドカード。
格式高く人気の一枚ですが、こちらも初年度無料なので気軽に使い始められます。
オンライン入会で初年度年会費無料
JCBゴールドカードの年会費が初年度無料になるのは、オンライン上で申し込んだ場合のみ。
三井住友カード ゴールドと同じですね。
さらに以下の3つの条件を満たせば、最短即日発行ができます。
- 条件1.月〜木の午前11時までに申し込みを終える
- 条件2.銀行口座がネット登録に対応している
- 条件3.「最短翌日お届け」対応のデザインを選ぶ
翌日には郵送され手元に届くので、急ぎの時にも重宝しそうです。
初年度年会費無料はもちろんのこと、年会費は3,000円とかなり安めですが、受けられるサービスとしてはJCBゴールドカードとほぼほぼ一緒。
さらに「入会から5年後にJCBゴールドへ自動切替」とランクアップの道が明確なので、将来を見据えてカードを持ちたい20代におすすめですよ。

日本の国際ブランド、JCBのプロパーステータスカード。国内の主要空港ラウンジサービスが付帯し、旅行保険も超充実の自動付帯。年間100万円以上ほど使う場合はプライオリティ・パスも付くラグジュアリーな招待限定上位カード「JCBゴールドザプレミア」へのランクアップも。どこで出しても恥ずかしくない一枚と言えるでしょう。ポイント還元率よりも「安心」や「信頼性」を求める、海外によく行く方に特におすすめです。
3.セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 10,000円 | 0.75~1.00% |
- JALマイルを貯めたい
- 有効期限なくポイントを貯めたい
- 旅行や出張の機会が多い
- メリット
- デメリット
- 初年度は年会費無料で持てるゴールドカード
- JALマイルを貯めるカードとしても優秀
- 国内の主要空港ラウンジを無料で発行可
- プライオリティパス入会優待もあり
- 旅行系、生活全般の豪華なサービスが充実
- 海外での利用は還元率が2倍
- 有効期限がない永久不滅ポイントが貯まる
- 使える電子マネーが豊富、Apple Payも利用可
- 通常ポイント還元率は0.75%と高くはない
- 特典を使いこなせないと損をする
- 家族カードは年会費あり(ETCカードは無料)
- ANA、JAL両マイルに交換できるがレートは低め
- VISAやMasterCardと比べると世界中での決済力は低め
セゾンとアメックスの提携カード、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード。(以下セゾンゴールドアメックスと記載)
由緒正しきアメックスの百人隊長のデザインが人気のこのカードも、初年度年会費無料で持ち始められます。
初年度年会費無料・翌年以降もリーズナブル
初年度は無条件で年会費1万円→無料です。
アメックスといえば、アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードが有名ですが年会費は29,000円
(税別)とかなり割高。
しかしセゾンゴールドアメックスなら、サービス面では遜色ないにも関わらず、2年目以降も年会費1万円とリーズナブルで価格で持ち続けられますよ。

一般的なゴールドカードの年会費ながら、アメックス特典を含むラグジュアリー系のサービスが充実していてコスパの高い一枚。ただし、海外に頻繁に行く/利用額の多い人でJALマイルをザクザク貯めたい人はセゾンプラチナビジネスアメックスも選択肢に入るかもしれません。セゾンゴールドアメックスは初年度無料なので、まずは豊富な特典を実際に試してみるのもオススメです。
年会費の元を取りやすいゴールドカード4選
年会費分くらいはすぐにペイできるゴールドカードは以下の4枚。
年会費 | 年会費を相殺できる特典 | |
---|---|---|
![]() | 10,00円 (税別) | ・ドコモケータイ(光)料金10%還元 ・年間利用額に応じたクーポン |
![]() | 10,00円 (税別) | ・プライオリティーパス |
![]() | 2,000円 (税別) | ・入会特典のポイント |
![]() | 初年度:無料 2年目以降:1,905円(税別) | ・入会特典のポイント |
特典やサービスを使いこなせそうか、確認していきましょう。
1.dカード GOLD
- メリット
- デメリット
- 通常1.0%、dポイント特約店で2倍以上の高還元率
- ローソンでの利用は2%還元+3%OFF
- dポイントが貯まるので交換先に困らない
- ドコモのケータイと光回線の利用料が10%還元
- 年間利用額に応じてクーポン獲得
- 国内主要空港ラウンジを無料で利用可
- 海外旅行保険が自動付帯、国内旅行保険は利用付帯
- カードにiD搭載、Apple Pay等も利用可
- 年会費は一般的なゴールドカード水準
- ケータイ料金10%還元は全額適用ではない
- 人気が高いためステータス性は低め
- ドコモユーザーしか受けられない恩恵も多い
- 家族カードは年会費あり(初年度無料)
“10%還元特典”で年会費の元を取れる
dカード GOLDでは、ドコモ関連の利用料金に対して、10%のdポイントがもらえます。
- ドコモのケータイ料金
- ドコモのインターネット回線「ドコモ光」の利用料金
月々のケータイ(光)料金 | 月々のポイント | ポイント総額(年間) |
---|---|---|
3,000円 | 300ポイント | 3,600ポイント |
5,000円 | 500ポイント | 6,000ポイント |
9,000円 | 900ポイント | 10,800ポイント |
10,000円 | 1000ポイント | 12,000ポイント |
15,000円 | 1,500ポイント | 18,000ポイント |
20,000円 | 2,000ポイント | 36,000ポイント |
仮に月々9,000円以上使っているなら、年間10,800ポイントもらえるので、これだけで年会費の元が取れてしまいますね。
一家でドコモユーザーならほぼ確実にお得になりますよ。
年間利用額に応じてクーポンがもらえる
dカード GOLDでは、年間の利用額に応じて割引クーポンの特典がもらえます。(年間ご利用額特典)
年間利用額 | 特典 |
---|---|
100万円以上 | 10,800円相当 |
200万円以上 | 21,600円相当 |
これはすごい…。メインで利用していたら、意外とあっさり100万円は使ってしまうものです。
これだけでも、年会費と同等の、はたまたそれ以上の価値がありますね。(くわしくは公式サイトを参照してください。)

ドコモユーザーなら必携のゴールドカード。持っているだけでドコモの携帯料金、光回線の使用料が10%OFFに。買い物をしても高還元率、海外旅行も自動付帯、国内主要空港ラウンジも利用でき、メインカードに相応しい一枚。搭載されたiDや、Apple Pay等で日々の支払いをスマートにするのもオシャレです。
2.楽天プレミアムカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
10,000円 | 10,000円 | 1.00~5.00% |
- 楽天市場をよく利用する
- 世界中の空港ラウンジを使いたい
- コスパの良いゴールドカードが欲しい
- メリット
- デメリット
- 楽天市場等で5.0%以上の驚異的なポイント還元率
- プライオリティパスが付帯するカードでは年会費最安
- 国内の主要空港ラウンジももちろん無料
- 家族カードの年会費が格安で非常にオトク
- Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
- ANAマイルを貯めるのにも適している
- 国際ブランドを4種類から選べる
- 楽天ブラックカードのインビテーションが届く
- 年会費が税別10,000円かかる
- 特典が豪華な割にステータスはそれほど高くない
- Edyより絶対にnanaco!という人には向かない
- 楽天ブラックカードはかなりハードルが高い
空港ラウンジ特典で年会費の元を取れる
楽天プレミアムカードには、高級空港ラウンジが使い放題の「プライオリティーパス」が付いてきます。

プレステージ会員になるには、普通は$429の年会費がかかりますが、楽天プレミアムカードでは完全に無料。
空港ラウンジを利用したい人は、これだけで十分に年会費の元が取れてしまいます。

楽天カードの長所をさらに伸ばした強烈なゴールドカード。プライオリティ・パスが付くクレジットカードの中では最も年会費が安く、海外旅行保険も自動付帯で完備。ポイントも欲しい、ラグジュアリ―系のオプションも欲しい、そんな欲張りなあなたにオススメの一枚です。ワンランク上の毎日が待っているでしょう。
3.楽天ゴールドカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
2,000円 | 2,000円 | 1.00~5.00% |
- 年会費を抑えて、ゴールドカードが欲しい
- 楽天市場をよく利用する
- 旅行や出張の機会が多い
- メリット
- デメリット
- 楽天市場などで5.0%という驚異的なポイント還元率になる
- 国内の主要空港、ハワイ&韓国の空港ラウンジを無料で利用できる
- ETCカードの年会費が無料になる
- 年会費の割に海外旅行保険の補償額が大きい
- Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
- ANAマイルを貯めるのにも適している
- ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
- 年会費が税別2,000円かかる
- ゴールドカードの中では比較的ステータスは低め
- 券面がややピンクゴールド寄りなので人を選ぶデザイン
- 家族カードの年会費が楽天プレミアムカードと同じ
- Edyより絶対にnanaco!という人には向かない
入会特典で2〜5年分くらいの年会費の元を取れる
楽天ゴールドカードの年会費は2,000円
(税別)とそもそも格安ですが、入会特典もらえるポイント数が強烈です。(1ポイント=1円相当)
- 通常時:5,000ポイント
- 年10回前後:10,000ポイント
- 年2〜3回:15,000ポイント
入会する時期にもよりますが、最低で2年分、多い時では5年分の年会費の元を取れてしまいます。
解約手数料などは一切かからず、気に入らなければ普通の楽天カードに変更もできるので、とりあえず楽天ゴールドを発行してみるのもありですね。

使い勝手の良い楽天カードがパワーアップしたゴールドカード。空港ラウンジが使えるほか、楽天市場で3.0%→5.0%になるので、単純計算で毎月9,000円以上を楽天市場で買い物するならこちらの方がお得ですね。コスパが非常に高いので、ステータスよりも実益重視の方におすすめの一枚です。
4.MUFGカード ゴールド
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 2,095円 | 0.47~0.50% |
- 年会費格安のゴールドカードが欲しい
- 急ぎでカードが欲しい
- 三菱東京UFJ銀行を使っている
- メリット
- デメリット
- 年会費が安いゴールドカード(しかも初年度無料)
- 国内数カ所の空港ラウンジを無料で利用可
- 海外旅行保険が自動付帯、国内旅行保険は利用付帯
- 三菱UFJ銀行のATM手数料が優遇
- 年間利用額に応じてボーナスポイントも
- 中国ではマストな銀聯カード発行可
- 国際ブランドを3種類から選べる
- Apple Pay等も利用可
- 基本ポイント還元率は約0.5%と高くない
- ポイントの交換先は豊富だがレートは低め
- 家族カードは年会費あり(一枚目&初年度無料)
- ステータスはあまり高くない
入会特典で3〜4年分くらいの年会費の元を取れる
MUFGカード ゴールドは2年目以降年会費1,905円(税別)かかりますが、初年度は完全に無料。
さらに入会特典では8,000円相当分のポイントをもらえます。
2つの特典を考慮すると、年会費3、4年分くらいは実質的に無料となると言えそうです。

ゴールドカードが欲しい!でも年会費が高いのはなぁ…という人にピッタリの格安ゴールドカード。自動付帯の海外旅行保険や国内主要5空港ラウンジなど、年会費の安さに似合わない充実したサービスも。他カードと比べるとポイント還元率はやや見劣りするものの、三菱UFJ系の圧倒的な信頼感もあり、初めてのゴールドカードにもおすすめの一枚です。
まとめ
いかがでしたか?今回は年会費無料のゴールドカードを持つ方法を解説しました。
最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- 年会費永年無料のゴールドカードはかなり少ない
- そして、そのどれも取得にはインビテーションが必要
- 初年度年会費無料のゴールドなら1年間お試しできる
- 特典やサービスを使いこなすことで、年会費分をペイできるゴールドカードもある
ゴールドカードはその保有コストの高さから避けてしまうこともありますが、探してみると無料、あるいはお得に持てるゴールドカードもたくさんあります。
ただ、やはり完全無料のゴールドカードは、一般的なゴールドカードに比べると特典や保険がいささか劣ってしまう点には注意が必要です。
特典やサービスが使いこなせるか、まずは初年度無料のゴールドカードを使って試してみるのもアリですね。