「ゴールドカードでスマートに支払いたい!」
とりわけ男性なら、誰しも思ったことがあるはずです。
年会費無料のカードは機能こそいいものの、異性や後輩、部下の前では少し恥ずかしいこともありますもんね。
今回はMasterCardブランドを選択できるゴールドカードを厳選。こだわり別に整理して紹介します。
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マスターカードブランドのゴールドカード基礎知識
実際にカードを紹介する前に、まずは基礎知識てきなところを確認しておきましょう。
サッと目を通す程度でOKです。
マスターカードはランクが6種類
クレジットカードのランクは、一般カード・ゴールドカード・プラチナカード・ブラックカードの4種類に分類するのが一般的ですよね。
ただ、MasterCardでは独自の基準で6種類に分類しています。
MasterCard独自のランク | 一般的なランク |
---|---|
スタンダード | 一般カード |
ゴールド | ゴールドカード |
チタン | |
プラチナ | プラチナカード |
ワールド | ブラックカード |
ワールドエリート |
今回はこのマスターカード基準の「ゴールド」をメインに紹介していきます。(黄色マーカーの箇所)
マスターカードゴールドの共通特典
このランクが上がるにつれて、MasterCard独自の特典やサービスが追加されます。
「ゴールド」クラスの特典は以下の通り。
- ■Priceless Cities
→世界各地で様々な体験をしたり、優待を受けることができる - ■MasterCard taste of Premium
→高級レストランでの優待や、出張や旅行に関する特典が付帯
こういった“地味にすごい”特典を使いこなせれば、マスターカードを所有するメリットが大幅にアップすると思いますよ。(残念なことにマスターカード利用者でも、意外と知らない人が多いです。)
楽天ゴールドでも、イオンゴールドでも、MasterCardブランドを選択すれば受けられる特典です。(VISA・JCBでは受けられない)
券面がゴールドでも例外がある
券面がゴールドでも、実際にはプラチナ・ブラック並みのステータスやサービスが受けられるものもあります。
ワールドカードやラグジュアリーカードゴールドなんかがそうですね。(マスターカードではワールド・ワールドエリートに該当)
さらなるステータスを求めるかたは、今回紹介するゴールドカードじゃ満足しないと思うので、以下の記事から探して見てください。
学生や20代におすすめ!「ゴールド」マスターカード
ゴールドカードは審査が厳しいイメージがありますが、マスターカードには意外と学生や20代でも取得できるものも多いです。
MUFGカードゴールド
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 2,095円 | 0.47~0.50% |
- 年会費格安のゴールドカードが欲しい
- 急ぎでカードが欲しい
- 三菱東京UFJ銀行を使っている
- メリット
- デメリット
- 年会費が安いゴールドカード(しかも初年度無料)
- 国内数カ所の空港ラウンジを無料で利用可
- 海外旅行保険が自動付帯、国内旅行保険は利用付帯
- 三菱UFJ銀行のATM手数料が優遇
- 年間利用額に応じてボーナスポイントも
- 中国ではマストな銀聯カード発行可
- 国際ブランドを3種類から選べる
- Apple Pay等も利用可
- 基本ポイント還元率は約0.5%と高くない
- ポイントの交換先は豊富だがレートは低め
- 家族カードは年会費あり(一枚目&初年度無料)
- ステータスはあまり高くない
MUFGカードゴールドは原則「学生不可」のクレジットカードです。(公式サイトに明記されています。)
ただ職業欄をアルバイトにすれば、難なく発行できるでしょう。
年会費も格安(2,000円+税)なので、コスト的にも取得の敷居が低いですね。
楽天ゴールドカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
2,000円 | 2,000円 | 1.00~5.00% |
- 年会費を抑えて、ゴールドカードが欲しい
- 楽天市場をよく利用する
- 旅行や出張の機会が多い
- メリット
- デメリット
- 楽天市場などで5.0%という驚異的なポイント還元率になる
- 国内の主要空港、ハワイ&韓国の空港ラウンジを無料で利用できる
- ETCカードの年会費が無料になる
- 年会費の割に海外旅行保険の補償額が大きい
- Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
- ANAマイルを貯めるのにも適している
- ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
- 年会費が税別2,000円かかる
- ゴールドカードの中では比較的ステータスは低め
- 券面がややピンクゴールド寄りなので人を選ぶデザイン
- 家族カードの年会費が楽天プレミアムカードと同じ
- Edyより絶対にnanaco!という人には向かない
楽天ゴールドカードは20歳以上であれば、学生でも取得できます。
未成年の方は、今のうちに楽天カードで利用実績を積んでおくと、成人したタイミングで取得しやすいですよ。
30代におすすめ!「ゴールド」マスターカード
部下や後輩ができる30代。
支払いをスマートに見せるために、ステータスの高いゴールドカードを持っておきたいところです。(異性と食事をするときにも◎)
dカードゴールド
- メリット
- デメリット
- 通常1.0%、dポイント特約店で2倍以上の高還元率
- ローソンでの利用は2%還元+3%OFF
- dポイントが貯まるので交換先に困らない
- ドコモのケータイと光回線の利用料が10%還元
- 年間利用額に応じてクーポン獲得
- 国内主要空港ラウンジを無料で利用可
- 海外旅行保険が自動付帯、国内旅行保険は利用付帯
- カードにiD搭載、Apple Pay等も利用可
- 年会費は一般的なゴールドカード水準
- ケータイ料金10%還元は全額適用ではない
- 人気が高いためステータス性は低め
- ドコモユーザーしか受けられない恩恵も多い
- 家族カードは年会費あり(初年度無料)
家族でドコモユーザーなら持っておきたいのがdカードゴールド。
数あるゴールドカードの中でもとりわけ人気が高い一枚です。(2018年には発行枚数が500万枚を突破)
人気が高く、所有者数も多いためハイステータスとは言えませんが、実用性を求める人にオススメのカードです。
三井住友ゴールドカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 10,000円 | 0.50~2.50% |
- ステータスカードが欲しい30歳以上
- キャッシュレス決済もよく使う
- 大手の信頼あるステータスカードを持ちたい
- なるべく早くゴールドカードを発行したい
- メリット
- デメリット
- ゴールドカードの中でも社会的信用、ステータスが高い
- 国内の主要空港ラウンジを利用可(同伴者も1名まで無料)
- 海外、国内の旅行保険が自動付帯
- Reluxでのホテル予約が3,000円引きor5%OFF
- 医師にいつでも無料で健康相談ができる
- ネット申込なら初年度の年会費が無料になる
- ANAマイルや各種共通ポイントなどポイント交換先も豊富
- iDやWAON、Apple Pay、VISA payWaveなどキャッシュレス決済も充実
- 30歳以上限定で申し込める(20代はプライムゴールド)
- 審査はそれなりに厳しめと言われている
- 通常ポイント還元率は0.5%と高くない
- ETCカード、家族カードは年会費がかかる(初年度は無料)
三井住友はVISAのイメージが強いですが、MasterCardブランドも選択できます。(2枚持ち「デュアル発行)」も可能)
ブランド力と堅実性を兼ね備えた、“いやらしくない”ゴールドカードで、周りからも好印象をもたれるでしょう。
信頼感を演出したい、そんな30代にピッタリなカードです。
楽天プレミアムカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
10,000円 | 10,000円 | 1.00~5.00% |
- 楽天市場をよく利用する
- 世界中の空港ラウンジを使いたい
- コスパの良いゴールドカードが欲しい
- メリット
- デメリット
- 楽天市場等で5.0%以上の驚異的なポイント還元率
- プライオリティパスが付帯するカードでは年会費最安
- 国内の主要空港ラウンジももちろん無料
- 家族カードの年会費が格安で非常にオトク
- Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
- ANAマイルを貯めるのにも適している
- 国際ブランドを4種類から選べる
- 楽天ブラックカードのインビテーションが届く
- 年会費が税別10,000円かかる
- 特典が豪華な割にステータスはそれほど高くない
- Edyより絶対にnanaco!という人には向かない
- 楽天ブラックカードはかなりハードルが高い
年会費は1万円とゴールドカードとしては平均的ですが、その割にはかなり高級な特典が付帯しています。
例えばプライオリティパスで、高級空港ラウンジを無料で利用可能。

「旅や出張をリッチに楽しみたい!」、そのくらいゆとりのある30代にしたいなら、持っておきたい一枚ですね。
Amazon利用におすすめ!「ゴールド」マスターカード
Amazonでポイントが貯まりやすいゴールドカードを紹介します。
Amazon MasterCard ゴールド
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
10,000円 | 10,000円 | 1.00~2.50% |
- プライム会員で、Amazonをよく利用する
- Amazonでの買い物用カードがほしい
- 急ぎでAmazonでカード決済したい
- メリット
- デメリット
- Amazonで2.5%のポイント還元率
- Amazonプライム会員権付き
- Amazonポイントが直接貯まる
- マスターカードなので世界中で使いやすい
- 即時審査サービスもあり
- Amazonで3万円まで使えるテンポラリーカードは即時発行可
- 年会費を最大約6,000円割引可
- Amazon以外での使い道が乏しい
- 入会特典は特にない
- 年会費を大きく割引するならリボ登録が必要
- 電子マネーチャージでポイントが付かない
- サポートの評判はあまりよくない
- ゴールドカードだが空港ラウンジ特典は付帯なし
- 1万円の年会費を実質数百円までに落とせるカード
- Amazonプライムが自動的に付帯
- 国内28カ所の空港ラウンジの利用可能
- Amazonでの利用で還元率が2.5%まで上昇
- Amazon以外でも還元率1%の高還元カード
- 最大限度額5000万円の国内外旅行傷害保険が付帯
Amazonでの利用で、還元率2.5%。さらに様々なキャンペーン(サイバーマンデーなど)でも優待されるのがAmazon MasterCardゴールド。
「買い物は絶対にAmazon派!」、という人は持っておきたい1枚です。
カードが手元に届くまでの間に使える「テンポラリーカード」を発行できるので、すぐにAmazonでカード決済をしたい人にもオススメです。
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
- 常時1.0%の高還元率カード
- 入会後6ヶ月ポイント2倍
- オリコモール経由のネットショッピングでポイントアップ
- 最高2,000万円の海外旅行保険が自動付帯
- iD・QUICPayの利用で+0.5%のポイント付与
ここ数年大人気の「オリコカードザポイント」のワンランク上に位置し、さらにポイントが貯まりやすくなったのが「オリコカードザポイントプレミアムゴールド」。
Amazonでの買い物ではAmazon公式カードと同じ2.5%の還元率。(オリコモール経由で)

年会費もたったの2,000円と格安なので、プラスαの特典(空港ラウンジなど)を求めないなら、オリコプレミアムゴールドで十分でしょう。
年会費無料でおすすめ!「ゴールド」マスターカード
年会費無料のゴールドカードなかで、マスターカードブランドを選択できるのは1種類のみ。
それはイオンゴールドカードです。
- セブンカードプラス・ゴールド→JCBブランドのみ
- エポスゴールドカード→VISAブランドのみ
しかし、どちらもマスターカードブランドは選択不可です。
イオンカードゴールド
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 0.50~2.50% |
- 年会費無料でゴールドカードを持ちたい
- イオンをよく利用する
- WAONを使いたい
- 旅行や出張の機会が多い
- メリット
- デメリット
- イオン系列店舗でポイント2倍や5%OFFなど非常にオトク
- 年会費無料ながら旅行保険がしっかり付帯
- 国内空港ラウンジや全国のイオンラウンジを利用可
- Apple Payや楽天ペイも利用可
- 家族カード、ETCカードを年会費無料で発行可
- イオンカードセレクト等で利用実績が必要(招待限定)
- 招待時のデザインから変更不可(例:ディズニー→ディズニーのみ)
- ミニオンズデザインはゴールド招待されない
- 通常ポイント還元率は0.5%と高くない
- nanacoやEdyにはチャージ不可
イオンゴールドカードはインビテーション(招待)制のクレジットカード。
イオンカードの利用額が多い人に発行の招待状が届き、直接申し込みは不可です。(だいたい年間100万円以上の利用でOKです。)
最高5,000万円の海外旅行保険(2019年4月〜)がつくなど、年会費無料とは思えないほどサービスが充実したカードなので、目指す価値はあるでしょう。
まずはイオンカードセレクトから。
まとめ
いかがでしたか?今回はMasterCardブランドを選択できるゴールドカードを厳選して紹介しました。
あなたにピッタリのカードは見つかりましたか?
ピンとくるものがなかった人は、MasterCardにとらわれず、探してみるといいと思いますよ!